〇△□

加島祥造 〇△□
という、話を本に書いてる


〇:ころがっていく
△:尖ってる
□:角張ってる


人間は、最初だれでも、赤ん坊は丸くて
あるとき尖って、社会にでて、いろんな角にはいりこんで
角張って、そして、また丸くなるのだと、書いています


あ、と、そうなんじゃないかって、するりと
気持ちに入ってきたのです


少しまえ読んだ(というか、正確には読みかけ)
の本で、「図で考える習慣」 平井孝志があります
平井は、まずは単純に□と〇で、ホワイトボードを
使おうと、いいます
この平井の考えと、加島が示した、ものの符合が
なんとも面白い


確かにいまの自分は角張ってるといっていいかもしれません
人間生きていくのに、なにがしかのプライドをもって
そのプライドが受け入れられる部分を、言ってみれば
振りかざしてというか、出し続けて、なにかしら
人に影響も与え、生きてるのだと、言えるのでは
ないでしょうか?


少しのコンピュータであり、デジタルの世界の知識と
能力、人を動かしていく、言葉などをもって、
省力化、だったり、今後のビジネスシーンのあれこれを支援する
そうしたこと、計画だって、秩序をもってできれば、とても
素晴らしい、仕事ができる、それを知ってること
そんなところが、私のいまのまわりかなと。


ですが、そういう、ちょっとまだまだあいまいさであり
人間の弱さであり、組織の割り切りといったことと
相反する、要素をたくさん含むものを、世の中で
作ろうとすると、ずいぶんと、すきま、軋みがあるようです
そのすきまに気づくこと、軋みを、痛み分けして
なんとか、間に合わせること、そのために、いろいろ働く


ときどき、角張らないで、丸くころがっていけたらいいな
と、ずいぶん、思うことがふえました
こだわらず、気づいても、見守るにとどめて、自分は
寄り添うかもしれないけど、介入して、あーだこーだは
しない


「課長」といった現場を、うまく回すのに
必要不可欠な管理者というのを、いつも意識します
そうなんだけど、課長になれても、部長になれない人がおおぜいいる
といったなか、部長の要素をもった人をいかに作れるか?
「委任力」「俯瞰する力」ということを、思い浮かべます


言うは易し
はたして、私が実際、相対でお付き合いする人のうち
この委任力、俯瞰する力を、よーく発揮してる人って
どれほどいるのか???


丸く、ころがる、そういうことを、意識はじめたいと
思います
角張るのも大事。だけど、だんだん、角をとっていく、これも
大事、ですね