10代は大事です

香山リカさんの本で、「10代のうちに考えておくこと」
というのがあります
「勉強や将来のことを、考えよう」「親や友達とうまくつきあおう」
「世の中のことに目を向けよう」「自分自身を大切にしよう」


こんなふうな大見出しがあります
親との関係でいえば、ピアスやタトゥーの話題から
親からなにも言われないの?言われない
という会話を紹介し、いまの、10代の扱われ方
寂しさを、つづります


香山さんもそうですが、私も10代という多感なときに
どんな時間を過ごすかって、人生のなかでものすごく
大事だと思います
そして、いま2020年なわけですが、自分が10代を過ごした、1970年代
1980年代より、やっぱり生きづらくなってるのでは
と、想像します


生きるなんてことは、人それぞれだし
言葉でぱっといえるほど、単純なわけは
ありません
だけど、個人も企業も余裕というものをなくして
生きづらくなってる
なにかあると、国が悪い、なにか、公のものが悪いと
言って、やたら、法律にするなんてことがあり
困ったものだと、感じます


10代でぜひ、磨いてほしいなと思うのは、感性です
なにかを、好きになる能力といっていいと思います
その感性から、自分はどんな人生を送るのか、みえてくる
と、思うからです
実際、やり方にもよるのでしょうが、人が描いたなにか
路線にのっかって、なにかをやってるのだけでは
見えてこないのでは?と、感じます


私は、高校時代に人に対してなにかやる
そういう仕事をしたい、と、感じて
「教育?}「営業?」とか、いろんなことを
思って、そのとき、信頼していた人から
いいと思ったら、その対象にむかって進むことだという
言葉に従い、ここまで生きてきた、そういう気がします


生きるってことは、素晴らしいことももちろん
あるのですが、なかにはしんどい、ああ、もう耐えられない
そういうことも待ってるものです
両方あるから、素晴らしいことが、わかり、その両方あると
信じられるから、わずらわしいことも、苦しいことも
素晴らしいことを、迎えるためのレッスンなんだって
思えるものです


生きてきて、素晴らしいことは、結構いっぱいありました
なかでも、素晴らしいと思える人と、出会えて、交流できた
ことは、自分の宝物といっていいと思っています
だから、そういう出会いを信じられる、人になってほしいと
思います


10代や20代で、自分しか、わからない世界を
かいまみてほしいと思います
自分が信じられる、自分がもっと生きたいと思う
瞬間を知ってほしいと思います