他人との違いを、楽しめること

違いをポジティブにとらえる、という言葉に反応
したことがあります。当社の会議のなかで、ひとりの
管理職が言ったこと。自分を違う環境においてみて
その違いが、ポジティブに見えること。ポジティブに
とらえて、つまりは、また自分の栄養にできる、という
ことと、想像します


ちょっと、極端な例かもしれないですが、結婚する理由
というのが、違いをポジティブにとらえるということに
なると思います
また、笑い話にもなるのですが、結婚しようというときに
見えた、相手と自分の違い、これがいいな、となった
わけですが、離婚となると、相手と自分が違いすぎると
いうのですよね。つまり、結婚する理由と、離婚する理由は
いっしょだったりするのです


生きよう、いっしょになにかしよう、未来をみよう
そういうとき、違いをポジティブにとらえられる
そうなんだと思うのです
言い換えれば、違いをポジティブにとらえるというのは
今の、言葉、「生きよう」「いっしょに、協力等」「未来思考」
といった感じで、自分自信の姿勢があるのかという
試金石になるといっていいかもしれませんね


ある人の、仕事ぶり、であり、生きる姿勢といったことを
意見交換します。そのとき、自分と違うアプローチで考える
人と、意見交換するのは、楽しいものです。ここも
違う意見がでるのは、楽しいと、思えるのかどうか
ここが、上に書いた、いい状態、生きようという強さ
だったり、協力姿勢、未来思考かといったことにつながります


会社の「人事」といったことでいえば、違うアプローチで
考えれば、まったく逆の答になる、といったことも
当然起こります。ずばりいえば、たとえば、あるポジション
「部長」にAさんは、はまる人物であるか?
Aさん、Bさん、どちらが、適するのか


Aさんは、いままでの経験、実績でみると、優れている
しかしながら、「人望」という意味で、物足りない
Bさんは、人望は厚いといっていいけど
経験、実績は、Aさんには及ばない


こうした、二者選択を迫られるとき、誰かが、人望、と
ポイントをあげ、別のだれかは、いいえ、経験だと
いいます


こんなふうに、組織、会社だったりすると、選択する
ということが、必ず必要ですから、つまりは、決定する
ということに、いいルール、いい決め方といったことが
必要になります


違いをポジティブにとらえること
なにかに、とらわれていると、せっかく、ポジティブにとらえて
いいポイントがあるのに、それが見えなくなるということも
あるでしょうね
ところが、なにかにとらわれないで、進める、生きるなんてことは
たぶん、企業に勤めてる感覚からいえば、よっぽど、違う
全然違った、感覚をもってないと、できないのでは?


とらわれる、経済的なこと、会社のポジション、人間関係
そして、自分がいままで、積み上げてきた、考え方
などなど。


ただ、少なくとも、客観的にみようとして、とらわれてる
ことはなにか、と、認識し、自分はこれこれにとらわれているなと
わかりながら、認識を深めたいものです