プライド

「りんごは赤じゃない」 山本美芽
という本があり、当社の新人研修のネタに使ったことが
あります


この本で、「見ること」をいいます
自分の目で、みて感じたことを、言ってみる
絵に描いてみる
それだけのこと、かもしれないですが、「思い込み」
「表現していいかわからない」とか学校教育で
いかに、自分で感じたことを大切にするということが
疎かにされてるか、ということを、感じる本です


副題に「正しいプライドの育て方」ということがでていて
「プライド」ということを、思います


若い社員と話していて、いいプライド、誇りですね
持ってない、持ててないと、感じるときが
あります
技術者、という職業、いいえどんな職業でも
「誇り」があるということが大事なことに
なると、感じます
肝心な誇りが持てない


どうしたら、プライドがもてるようになるか?
ひとつには、恋愛をしてみたら、とも、思うのです
好きな人ができて、自分を好きになってほしいと
望む。そうしたことがあって、さらに自分をみつめて
自分らしさとはなにか、など、思ってみるということが
大事のように、思います


寄り道もできない
そういう、ことが、いまの子供たちの環境だなと
思うと、「恋をしてみたら」というのは
ずいぶん、本人たちにしたら、理不尽な
ものいいなのかもしれないですね


どうも、大人たちは、自分たちで決めた
やってることを、棚にあげて、あれ、いまの若い世代って
大事な経験をしていないね、なんていってしまう
傾向があるようです


話が横道にはいってしまいました
いま、若い世代の人に相対して、なにか
自分が好きになり、自分で自分を高めることが
素晴らしいと気づくような、そんな場面を想像して
そういうことを、意識して作っていくことが
したいと、感じます


「若い人が育つ」そういうためには
あるステージを用意して、そのうえで、思い切り
活躍してもらうこと。そういうことが、数年前
電車のなかで、近くの人の話として、降りてきました
まさに、天からの声のように感じました


その第一歩が、「気づく」ということと
思います
話をして、話し合いのなかから気づく
そういうことを、望むのであれば、ひとつ大事な
前提として、自分と相手、この距離感であり
視線といったことが、いいバランスになることですね
つまりは、上から目線、だったり、離れたところから
高みの見物って、いやなんですね


似てる状況、確かに年齢もちがうから
経験はこっちが豊富ということは、否定しようがない
のですが、やっぱり同時代に生きてる、自分。
そこは悩みもすれば、迷いもする
そうした、一定のところ、「おんなじじゃん」といった
ところで、話したいところ、と、まず思います


こうした、安心して、いっしょに話せるな
話してみたいなといった、関係の、ひとつの到達点を
ラポールな状態といったりするのです


さて、気づいてもらうこと
やっぱりここが大事
気づくことができれば、うまく、やってみようかなに
つながることは、そんなに難しくはないのでは
ないでしょうか?