知浦伸司

軽井沢の、少し浅間山に近づく方向、ひろくいえば、山の
裾野を上りだすところに、ハルニレテラスという、気持ちのいい場所が
あります
家具だったり、小物を扱う店、レストランがあり、散策が
楽しめます
その店で、聞こえてきたのが、「ハルニレ 知浦伸司」の
音楽でした


静寂と再生
そんな言葉が浮かぶのです
音楽を聴いていて、静寂とは?このこと、言葉で表すなんて
なかなか、できないのですが、聞いていて頭のなかに、ふわっと
空間ができるようなといったらいいでしょうか
自然、かつ、心地よく、音楽が流れ込んで、ごちゃごちゃしていた
ところがすいて、不思議と柔軟な空間ができる・・・


再生


自分が生まれてきてずっと、なにかにとらわれて生きてきたこと
それはそれで、残しながら、新たなパワーをもらって
自分のなかが、リニューアルされていく
自分のなかの、古い皮膚がはがれて、新しく、みずみずしい
命をもらっていく


ラクゼーションを伴う心地よさがあると
自分が再生されたと、感じるのは、私だけでは
ないように思います


知浦伸司の、音楽を親しくしてる人に、送ったことも
あります
きっと、聞いて、なにかしら、気持ちがあがるそんなふうに
感じてくれるのではないかって、感じがしたから。


知浦伸司の音楽は、私の好みとしては、たとえば、郊外を走る
高速道路を運転しながら、聞くなんていうのも、とてもいい
感じです


高速道路の運転、いかに、疲れない、運転をするか?
そんなことを、思いますね
もちろん、車が走ってるのですから、前方には注意をして
いざというときには、ブレーキングはしっかりできる、注意力は
もっています
ですが、交差点があり、ときには、人も横断するという一般道を
走るのとは、ちがう、走り方ができますね


そうしたとき、知浦伸司の音楽は、味方になってくれます


心が不必要に波立たない。そんな状態をキープして
くれるのです


高速道路で、郊外を走る
そのとき、ひとつには、バカンスのはじまりのとき
ということがあります
このごろ、ときどき、思うのですが、休みをとって、数日
自由な時間を、景色のいいところで過ごすとき。その
はじまりのとき。これは最高に心が自由で、深呼吸できる
そういうタイミングですよね
そのはじまり、都会を離れていく、その心地よい時間。


そういう、心を解き放って、いい時間を過ごしていると
自分を肯定し、自分の未来が明るく思えてくる
そういう時間と重なることが、しばしばあります


人間、生きていて、自分で自分の状態をよくしていく
このことが、大事だと思います
自分で自分の状態をよくして、さらに、よい、柔軟性だとか
吸収力といったことを、身に着けていけば、怖いものは
ないんだって、信じられる、そう思いませんか?