パン屋さんの話

住んでる街、鶴見に気に入ってるパン屋さんが
あります。家からはちょっと歩きますが
西口、豊岡商店街にある、セシボン。


おいしいものを、言葉で表現するのは
難しいですね。セシボンのパンのおいしさは
なんでしょう。おそらくは、香り、食感、で
いいのですね。いい香りがして、食べた感じが
いい感じです。香りはともかく、食感がいいのを
あえて、伝わるように言うためにいえば
食感が、よくないというのは、極端に
いえば、ごわごわして、弾力に乏しいという
ことでしょう。ふわっとして、もちもち感が
あるといっていい


ほんのちょっとですが、生地からパンを作ったこと
から、想像するのに、そのおいしさは、材料そのものの
よさ、そしてこねること、また熟成のさせ方に
差がでる秘密があるといっていいのだろうと
思います


おいしい、食べ物で共通なこと。それは手間を
惜しまないということになると思います
セシボンのパン、想像するに、こねること、熟成
することに、十分な、手間をかけてるんだなと
思うのです


パンの形状から、なかなかみかけないなという
丸い形をした、食パンがあります。「ラウンド」と
呼ばれています。これ、サンドイッチに
いい感じです


サンドイッチというのは、食べやすいし、作るのにも
そんなに時間がかからないし、また、はさむものの
バリエーションも、相当あるし、ということで
便利で好きな食べ物です


このところ、ちょっとはまりだしてるのが、「和」の
テイストの、サンドイッチ。たとえば、しらす干し
それから、野沢菜のきざんんだものなんて、ほとんど
定番になりつつあります


昨日は休日で、横浜市青葉区に、ある用事ができて
いきました。こうして、ドライブがてら、自分の
住んでる場所じゃない場所に、特に日帰りででかけてる
ときの、楽しみのひとつは、パン屋をみつけることです
こどもの国のちかくでみつけた、シエスタ
やはりというか、材料(小麦は一部は、店主みずから
畑で作るそうな)にこだわり、熟成に時間を
かけてるといいます


バゲットをいただきました
うーん、このかみごたえ。おそらくは、昔ながらの
パンって、こういうおいしさだったのだと、想像する
どっしり感。


日本人がパンを食べるようになったのは、きっと
明治になってからだろうと思いますし
バゲットなどが、身近になってきたのは、昭和も
終わりに近づいてからだと思います


それなのに、パンをこうして、愛でてる日本人
これは、おそらくは日本人の、外国のものだろうと
いいものは取り入れる、そういう長い生き方のなかで
特性といっていいでしょう。そして、日本の食文化の
厚みといったらいいか、いろんなものを取り込んで
まだまだ、懐のあるところ、といっていいかな。


今朝の朝食も、おいしいパンで、ごきげんな
ものにしていきましょう