1 on 1

この言葉は、どうも「流行り」ということもある
ようです。1:1で話す。流行りになること自体が
問題というふうにも、見えます
絆ということが、東日本大震災の後、キーワードとなって
あちこちで聞かれたということがありました
これも、ひとつのスポットをあてれば、おかしな話なのですよね
人間、もともと、いつの時代でも、ひとりでは生きられない
ものです。そうなのに、東日本大震災という災害が起こったとき
あ、ひとりはやばいんだと、気づく


実際のところ、「やばい」と思わないと気づけない
そういうことも、人間の一面を表しているといっても
いいかもしれません
けが、や、病気をしてはじめて、当事者の気持ちに気づく
ってこと、くりかえされることです


1 on 1
ここで、伝えていくということがあること
これが大事です
当社では、社員の成長、行きつく先に、ひとりひとりが
自己実現してることと、掲げます
そうしたとき、自己実現するための、必要条件といっていい
承認要求を満たす場に、仕事してる、その場がなっているのか
このことを、確認したくて、話します


承認要求を満たす場。
このことも、承認してほしいことを、本人がずっと持っていて
その承認してほしいこと、たとえば、仕事のある部分への
理解と、実践する自分のスキルの習熟にあったとしましょうか?
システムの設計書から、テストケースを洗い出すスキル、と
しておきましょう。そういうことに取り組んで、ひとつの
自分としては、成果がだせた。一見、見落としてしまいがちな
テストケースを、洗い出し、さらになぜそのテストケースが
有効なのか説明もできる、そういうところに、自分を
もっていけたとしましょう


こうした、本人が自分自身を、こういうことができるように
なろうと、やっていて、努力もしてる。そういうことを
理解、また見守って、確かに、努力のかいあって、チームにも
貢献し、仕事そのものの、品質向上に役立つものに、なってると
したら、大いに、褒めて、大いに本人の成長を、いっしょに
喜びたいですね


こうしてみると、褒めるということと、本人のやってることの
理解、見守りということはセットなんだということも
わかります


技術者と話しているとき、はたして、この技術者はいまどんな
課題をもっていて、それにどう取り組んでいるのか
このことを、よく気にして、話題にだします


あるプロジェクトで、一定の役割を一人称で担ってる
そういう立場の技術者が、いつも、なにか足らないなと、感じてる
そういうことは、封通に起こることです
スケジュール守り、品質を保つために、必要なリソースを
投入するわけですが、ときに見積もりの甘さだったり
横入りのなにかしら、さらに、メンバー間のコミュニケーションの
足らなさによる、ミスなど、いつも起こるものです
そこから、工数の不足、工数を埋めるために必要な人の
能力、人柄、そして関係性の足らなさ、などなど。


だから、現在進行形で、人の能力がのびて、その足らないことを
補える状態にする、そういうことを望むのです


今年、当社では、社内のチームのなか、そこらじゅうで
承認要求が満たされる、そういう場面がみられるように
していきたいなと、思いました
そのことが、次のステップに必ずつながると、思うからです