自己を肯定するのは、難しいか?

実際、人が生まれて育ったその環境が
その人に与える影響というのは、大きいですね
ごく最近、岩手県で生まれ育ったという人と知り合いに
なり、話す機会があったのですが、その「どっしり感」が
とても心地よく、これはきっと、岩手という土地の
厳しさ、また、なんというか、やっぱりどっしりでしょう
そういう、空気感があるんだと思ったのです


人が生まれて育った、環境。
時代背景ということを、思います
この数年、生まれ育った、時代背景、自分自身は?
と、思うときに、これはどうも、今とか平成とかが
ある、前提だと、昭和40年代、50年代というのは
なんて、いい、居心地もいい、また未来が
明るいと信じられる、そういう、いい時代だったのかと
思うことが増えました


好きになった、山下大五郎の、絵が、教えてくれますが
日本の、空気感、それは、戦後という、厳しいことが
あって、オリンピックだったり、皇太子様(今の上皇様)
ご成婚があったりして、高度成長につながっていった
そういう時代


そういう空気感で育っていくと、自然と自己を肯定し
これからの未来が明るいから、前向きに考えやすいと
思ったようにも、思います


そこで、思うに、昭和の終わりごろ生まれたり、平成に
生まれてきた、今の20代30代の人たち。その人が
どうも、前向きな考えを、持ちにくい。というのは
そういうこともあるのだと、知っておくのは、必要といって
いいことなのだと、思うのです


なかなか、自己であり、まわりのことを、明るくみる
そういうことがうまくできない、という人が多いのだと
思うと、そういうなかだからこそ、積極的でチャレンジできる
そういう、気持ちだったり、行動、それが貴重なんだと
思うことがあります


それは、おそらく、野球チームが優勝をめざすのが
正しい(ある面は正しい)といっしょで、正しいのですが
さて、どうやろう、ということが、とても重要だし
そのあとのやり方に、結び付いてないと、言いっぱなしになり
うまくいかないのでしょう


「人作り」だと、いいます
人と、人が、信じあい、お互い刺激しあい、いい仕事を
する。そういうことで、突破口は開くのだと、思います


私は、10代とか20代に、話して、話して、考えて話して
そういうことができる、仲間に恵まれていたといって
いいかもしれません
そういうことを、いっしょにやってみたい。人間の可能性は
とても大きいし、あなたも、特別な人とも言っていい
あなたが、真剣に努力を続けることで、おそらくは自分でも
納得できる仕事はできる。そういう可能性はしっかりもってるのだと
伝えていきたい


人が、活躍するステージを作る
それが、きっと、いまの社員に、必要なんだと
思います
はたして、どんなステージを、どういうふうに、人を巻き込み
作っていくのか?
わくわくしてくる、思いです