俯瞰する

俯瞰するということの、やるべきこととして
ロイヤルホールディングス会長 菊地唯夫氏は
「常識を疑え」と、書きます


当たり前と考えた時点で思考は停止し、それ以上
突き詰めることをやめてしまう。一歩離れた視点から
客観的に物事を見直すことが、必要ではないか


実は、「俯瞰する」「客観的な視点」そういうことは
大事だと、知識では知りながら、自分ができるかというと
できそうもない、ということにとらわれてきたと
思います。いいえ、そういう態度で物事を考えているより
現場に行き、現場の人の話を聞き、今できる対処を少しでも
するということが、大切なのだと、思いこんでいた
といっていいでしょう


実際のところ、短期的な、そして局所的な対応として
現場で、なにかするというのは、一番効果があると
いっていいことだと思います


現場にいる人が「えらい人はなにもしない」といいます
短期的な、局所的には、一定以上の組織の、それなりの
位置にいる人は、なにもしない。自分がその現場でいっしょに
なにかすることが、自分に求められてることではないと
考えているからでしょう


それではなにをするのか?
長期の視点、俯瞰した視点をもって、会社がどういう意思決定を
するか、考えるということでしょう


俯瞰した考えをもつこと。客観的な視点をもつこと
確かにひとつのチームでなく、何十もあるとか、そういう
チームの集合体の、意思決定というときに、ひとつとか
ふたつの例で、考えるということは、危険といっていいでしょう


ただ、報告というのは、どうしても人を介して受け取れば
まるめたところもある、つまりは主観がはいってるということが
ある。はたして?そうした報告から受け取れることで
考えて、これまたいいのか?


こういうふうに、考えていき、でてくる答えということは
一定のことの、現場への権限移譲ですね


経営幹部がすべきことは、なんだろうと、考えます
「明日の、ビジネスを考えること」
そういう答えが、ノウハウ本にでてきます
明日のビジネス、そういう意味では、今後の未来の
予想ということが、伴います
はたして、「今」未来予想を、一定の確度でできると
言える人が、どのくらいいるのか?


そういいながら、会社の意思決定をする、経営幹部には
やはり、未来を予想する、そういうことが求められる


ネットには、情報があふれています
その情報を取捨選択する、そういう能力こそ、大事とも
言えます


先日、この感染症がどんなふうに、自分たちに影響するかを
ごく親しい仲間と、しゃべりました。貴重でした
わからないことを、仲のいい人と、やりとりするといったこと
こんなことからも、大事だなと思いました