尊敬する、河合隼雄先生の著書から、カウンセリングの
効果として、相手の気持ちを、共感ということで、受け取る
そのことができれば、相手は、相当、状況が改善する
という、説明を読みます
わかってくれる人がいない、そういうことが、人間の心を
蝕むのだ、そういうことがあるようです
例えば、仕事をしていて、その担当者だったり、リーダだったり
なにに、いったい、悪いと感じてることがあるのか、上司は
それを、受け取って、できれば、同じ視点、解決すべくの知恵を
しぼるといったことを、すること、が、あるべきだと感じます
スケジュールが遅延してる。それは、なぜなのか
横入りの、なにかがあるのか? はたまた、最初の見積もり自体は
まちがっているのではないか? 見積もりしたときの、担当者の
見込の根拠はどうか?
担当者のモチベーションがあがらない。それは、なぜなのか
技術者になる、そういう気持ちは、しっかりもてているのか
(少なくとも、スタートするときは、確認してるのか)
いっきに、大きな目標へというアプローチは、どうなのかという
ことで、例として、小刻みな目標をやっていくというような
段階をふんだ、仕事へのアプローチを相談しているのか
ストレスへの、対処法といったことも、相談するのもいい
もちろん、バランスをとるために、いかにリラックスするか
といったことも、やったらいい
仕事をするということ。特に主体的な動きを求められる
つまりは、一定の判断を伴うような、そういう立場で
仕事をするということ。だれしも、通らなくてはならない
道、とも言えます
だけど、これだけ、不透明なことが多い世の中
また、何度もこのブログにも書きますが、担当者として
だんだん、組織をしょってたっていくべき世代の
20代、30代の「退化」といった現象。
こうしたなかで、20年前、30年前の「常識」みたいなものは
どんどん、くずれてるのだ、と、思ったほうがいいようです
日本人はチームで仕事するということが、得意だと
言われてきました
なぜ、そういうことができたのか?
それは、おそらくは、地域社会がしっかり、いいものがあり
「支えあう」ということは、日本のいろんな場所では
あたりまえにできていた、そういうことがいえるくらい
暮らしやすさがあったり、という前提なのだろうと
推察します
しかしながら、と、危機感があります
さきほど、「退化」と書いたこと。対人対応力と私は
呼んでいます。「あやまる」「お願いする」「あいさつする」
といったことが、とっても下手になっていく、世代の人が
多くみられると、思うのです
どうしたら、いいか?
まだ、わからないことは多いです
ただ、できそうなこともあります
やっぱり、コミュニケーションを厚くすること
そこから、見えてくる、「人を信じてみよう」という、明るい
なにかを、本人が感じるように、導いていく
ここに、基本のやり方があります