伝えること

数年前に、若い社員の人と、スピーチの練習
ということを、やりました
シンプルに、自分で伝えてみたいテーマを選び
調べて、スピーチしてみるということです


ずいぶんまえ、スピーチのやり方ということを
学んだとき、2つポイントがあるというように
学んだことを、思い出します


ひとつめは、伝えたいことを、伝えるということです
だいたいにおいて、スピーチの練習といって、やるときに
参加者は、やりたい、やってみたいとなってやる(ということも
あるでしょうが)、というより、そういう研修なり
あるから、いやいやとまでは言わなくても、言われたからやる
くらいの参加だったりします
そうだとすると、スピーチもそういう、レベルの熱意の
現れとなったいきがちです


そもそも、スピーチ(に限らず、コミュニケーションのすべてと
言っていいでしょう)伝えたい、という大本の気持ちが
すべてを左右するといっていいでしょう


研修で、どうする?というとき、やっぱり「ふりをする」
というか「演じてみる」つまり、このことを自分はすごく
伝えたい、そういう自分を演じてみるって大事なように
思えます


ふたつめとして、伝わる工夫をするということです
「アイコンタクト」ということがあがります
聞いてる人の眼をみていくということ。それから
強調するところを、強調すること
研修といったことで、数人でやってみるときには
私が聞いたのは、「紙芝居プレゼン、KP法」といいますが
紙にキーワードを書いて、それを手にもって、プレゼンする
ということもやったりします


実際のところ、このKP法なるもの、やってみると、想像より
ずっと伝わります。研修で、自信なさげに、スピーチで
前にたった、若い社員が、「伝わってる」という感覚が
あったということで、みるみる、いいスピーチをしたということを
何度かみています


コミュニケーションというのは、双方向、継続的になる
ということが、とても大事なことです
スピーチで双方向でつながれてる、というのは、とても素晴らしい
感覚です。だから、言葉でいうより、その感覚をもてたという
ことが、いいスピーチ(表情、声のトーンなど、つまりは
いいと感じてるままやったのでしょう)につながってるということ
になります


生きていて、なにかを感じるって、とても大事なことです
生きていて、自分が感じてることを、なにかしらの行動に
つなげていくということ、人間がやる、素晴らしいことに
つながってるのだと、思うのです


私は、「対人援助」ということを、感じて、人材育成を
自分のライフワークとして、やろうとしています


あなたは、なにを感じていますか
あなたは、どういう、感覚を人に伝えたいですか