意欲喚起力

仕事をするなら、自己実現する方向を、目指してほしいと
思っています。会社は、一つの見方としては、うつわ
でしょう。そのなかで、いろんなことをするのか
どうか?
どうしても、自分がそこにはまることができない
そうだとしたら、やっぱりその会社にいても、幸せには
なれないのかもしれません


ソフトウェアの会社というのは、なにをしていくのか
よくわからないことが、多いものです
自分の役割だったり、自分の居場所というのを
さがす、ということが、必要になったりします
そう、思うときに、その場所、仕事を決めて、こうするのが
いいと、指示できる人、また、人は長所もあれば、短所もあるのが
普通ですから、そういう意味でも、あわせ技が使えるように
接着剤のような、役割をする人が、大事になります


仕事をするなら、自己実現する方向をめざす
これが王道です。ですが、全員正面切って、自己実現するんだと
やると、少し息苦しいというのも、ありそうです
そこで、自然体ということが、頭に浮かびます


「がんばれ」という言葉、言うのも、言われるのも
好きじゃない。そういうことを、聞いたことがあります
だって、誰だって、仕事する以上はその人ができる範囲で
がんばってるんだよ、とか、なるのでしょうね


自分を鼓舞してる。そういう人に、ことさら、さらに
がんばれ、というのは、いかがなものか?


一方で、「全力で仕事する」というのは、やっぱり
大事、ともいえます。全力で仕事するから、見えてくるもの
があり、自分が何者であるか、感じて、達成感も
生まれる
そういう、経験ができると、自己実現、自分がなりたいものを
もち、それに向かって、自分をトレーニングしていく
そういうことが、うまくできていく、循環になる


仕事するなら、自己実現する方向をめざす
まず、仕事を楽しくできる、そういう方向を目指したい
そう、思うのです
楽しくなければ、学びがない。学びがなければ
やっぱり、いい仕事はできないでしょう


いまは、ほんとに、不安の多い、不透明な時代だと
思います。言い換えるとそれは、チャンスがどこかに
あるともいえるのですが、少なくとも「パット見て」
いい将来なんてない、生きにくい、と、言えそうです


そうしたとき、いかに自分を鼓舞して、仕事していくか
いま、やってることを、さらにバージョンアップして
いいものにしていくか?


いま、生きにくい、と、感じてるもの、それを書き出して
みる、ということも、いいかもしれません
自分でもやったことがあるのですが、気になるのは
わかりますが、なんか、これ、自分としては、やったほうが
いいか、できれば、やらないで済むなら、そうできないか
などと、思いながら、リストにしてみます


実際のところ、すぐやらなくてもいいことって、多いものです
そうしたら、いったん、放っておくというのも、一つの手です
問題をたてにみていく、つまりひとつひとつ、解決していく
そのなかに、いれなくても、すぐには困らないものは
いれない


そうやって、気になるものを減らすと、ずいぶん気が
楽になるものです