人材育成で思うこと

FACTFULLNESSという本を、確か3年ほどまえに読みました
この本によれば、「常識」と思ってる、統計値は数十年前の
ものになってるのだという、主張があります
たとえば、1965年と、2015年、この50年で、2歳までの乳幼児の
死亡率は、15%から3%と1/5になってると、でてきます


乳幼児の死亡率がさがったこと、複数の要因があるようです
一つは、女性の就学率の向上、紛争地域の安定、そして、医療が
いきわたっていること、その他。また、予想として言われてるのが
全世界で、少子化が起こるということです


女性の高学歴化と、乳幼児の死亡率の低下ということ。つまりは
自分の生んだ子供が、死んでしまう心配が減って、次から次へ
出産するということを、控えるということです


ここで、拡大解釈をします。日本が少子化がいわれて、もう30年以上
でしょう。ここでも日本は世界の、課題の先進国といっていいですね
そういうことを、思う時、私がここのブログでくりかえし書くこと
対人対応力、といったことこれが、さがってること。
先日読んだ、門脇厚司さん「社会力を育てる」というところから
もってくるとしたら、この社会力、どう育て、どうやって、社会で
生き抜ける人を作るかといったこと、世界中でこれから
起こるのだと予想するのです


これは、核家族化、そして兄弟が減るということが、まず大きな
ポイントになると、私は思っています
社会力、「あやまること」「お願いすること」からはじまり
人間がチームで成果をだす、力だと、書いてあります
兄弟がいれば、たとえば、食事のとき、日常生活で、順番を待つ
そうとは知らず、相手が嫌と思うことをしてしまって、あやまる
といった、社会力の入り口になる部分は、生活のなかで、育まれる
といっていいのではないでしょうか?


こんなことを、思いながら、現実としていまいる、社員の顔を
見ながら、及ばずながら、自分ができることがあるなら、ひとり
ひとりと、相対して、伝えていこうと、思うのです


だいたい、社会力、対人対応力とか言うこと、を、しないとして
チームで成果をだすというのは、会社にとっては、必須の社員に
しれもらうことだと言えます
それよりまえに、人間が生きていくというときに、必ず必要な
他人との関わりを、うまくやっていく、ここが大事だと
伝えたいと思います


人間は楽なほうへ、行く、そういう気持ちで生きていく
そういう動物でしょう。自分で自分を鼓舞し、意識して
なにかをしなければ、大事な他人との関わりというのは作れない
ものです


そのことに、まず、気づくこと
人と会うというのを、楽しめる、自分を作ること
このことが、今の時代を生き抜くには、本当に大事で、なんとか
すぐ、身に着けたい、優先度の高い、能力、人として持つべきものだと
言っていいと思います


現実として、社会力が弱い、よわっちょろいぞ、と、見える若い人に
まずは、気づいてほしいこと。仕事するなら、そんなよわっちょろい
ことでは、誰も信用してくれないよ
ここは、だまされたと思っても、なにかはじめないと、ほんとうに
「ヤバイ、よ」