自分と自分の仕事に関心を持つ

他社からみて、「あ、ここ、なにか期待できるな」とそう
思ってもらえるなにかを、やるということ
とっても、大事なことです


実は、少し前、社員の何人かと話していて、自社のwebサイトに
なにがのってるのか?ということ。これを、おそらくは、ほとんど
みてくれてない、という人が複数いて、ちょっとがっかりしました


「自分の仕事に、関心をもつ」この態度は、仕事をする人
であれば、基本中の基本の態度といっていいです
その仕事をする場、である、自分の会社がいまどうなのか
会社にいる人って、どんな考えをもち、どんな仕事をしてるのか
はたして、自分自身に関心を払ってくれるのか?
こうしたことを、気にするかどうか?そして気にして
手ごたえとして、なにかを感じるかどうか?
このことは、がっつり、「やる気」を左右することだろうと
思うのです


ときどき、思うこと。社員が、やる気を本当に高めてくれたら
実際、社員が作るソフトウェアの質はあがるでしょう
そして、どうしたら、もっといいソフトウェアを作ることが
できるのか、真剣に考えるようになる、と、感じます


いいえ、誤解しないでくださいね
今の仕事の態度が、不真面目だとか、「責める」つもりで
この文章を書いているんじゃないんです
基本的な、ごく基本的な、態度として、「足らないこと」を
まずみつめてみてほしいということなんです


仕事は忙しい。忙しい仕事を休まずにやってる。
それは大切なことです。ただ、仕事というのは、常に改善していく
いいかえれば、自分自身の学びがあって、よりよくしていくという
要素がないと、必ず、質は低下します


数年前です。京都にある、「楽焼」という窯元の、伝わってる
器の展示があり、当代当主の解説つきでした
そのなかで、解説には、代々うけつがれてきた、といいますが
例えば、自分は父親から、なにかを具体的に教わったということは
ないです、と、聞きました。
「え?」と、思って、本当かなとも思ったのですが、それはきっと
本当のことでしょうね。
教えられて、伝わるもの、ということもあるでしょうが、実際
教える、教わるでは伝わらないものも、あるということを
感じます


自分自身を好きになること
自分のやってることに、関心を高く持つこと
やりとりしながら、学ぶこと
「生きたい」と、本当に真剣に、自分自身と向き合うこと


実は結構大変かもしれません
その逆をやっていたほうが、その場、当面は「楽」です
生きるということは、苦楽しい(くるたのしい)のでしょう


よくこのブログに、チームで仕事するということ、うまくなりましょう
と書きます。まずはそこから。自分のことをみつめながら
進みたいですね