プロジェクトにて

(担当者)「今のプロジェクトでは、先輩はよく教えてくれるし
自分も成長できてる、と感じていて、とてもよいです」
こうした、発言をしてる、若い担当者の人に、つい「辛口」の
コメントを言ってしまいました


(自分)「あなたの報告を聞いてると、技術者だったり
技術者になりたい、という人の報告とは思えない」
「なぜなら、技術者であれば、いま取り組んでる仕事の、なにかしらの
問題点だったり、自分の課題にからんだ、なにか足らないこと
といったことの、認識が必ず少しははいってるものです」


こんなやりとり。少々私のものいいは、乱暴です
なにかしらの、問題点だったり、自分の足らないところのコメントがない
ゆえに、あなたは、技術者として、はたしてどうなのか?


でも、実際のところ、的を得てる自信はあります
プロジェクトにおける、メンバーの成長であるとか、プロジェクト自体を
よくしていくという趣旨の打合せをしてるときに、プロジェクトでは
問題ありません、うまくいっています、では、どうなのか?


技術者の技術者たる、ひとつの、よりどころとしては、常に自分の
課題を意識できてる、ということになると思っています
例えば、「設計」という工程でもあり、仕事するうえで、大事なポイントが
あります。とても素晴らしい設計ができるということは、やっぱり
積み上げてきた、いろんな仕事で得たノウハウがいかされてそうなる
ということがあります
この設計ということについて、自分の今現在の力はどの程度で
それをどう、伸ばそうとしているか?


この設計というポイントをとっても、「設計もよくできます」
などと、軽々しいものいいがでてるところで、いただけない
設計という、深い、技術者としての力量の発揮どころといった
ところで、どういう言い方ができるか?大きなことです


話は変わりまして


まだ営業が不慣れな人に、どうしたら、技術者なりと会話できるのか?
そういう話になったとき、まず「よい話し合い」をする、した、経験を
一個でも多くするということが、あります
それには、今不慣れなといった、あなたのたとえば、コーディングであり
テストといったことの、理解度といったことを、よく受け止めたうえで
話してくれる、教えてくれる技術者を見つけることだね、と、言います


こうしたことを、思うと、「人と話す」ということが好きなこと
ということが、いかに大事な、資質であるかということが、
クローズアップされます


知らないことを知るのは、楽しみなんですね
そのベーシックなところというのを、まずは自分のものとする
だんだん、いろんな話の行先が似てくるのですが
やっぱり、どこまで自分のやってることに、真剣に向き合えるのか?


「自分がやらなければ」といった、責任感とも、大きく重なる
ところでもあります


若い人に言いたい。あなたには、ほんとに大きな、可能性が
あるんですよ。その可能性を膨らむように、自分のなかにあることを
ぜひ、磨いてほしい。活かしてほしい、と、希望します