抽象化、具象化

抽象化、具体化ということを、トレーニングしたい
と思っています。
「具体⇔抽象」トレーニング 細谷 功
によれば、具体化というのは、固有名詞をつけ
数字をつけることだと、いいます


そこで思うのが、年単位、月単位、週単位で
やることを、見てみるということになると思います


年単位というときは、ある程度抽象的でいい
「社員の技術の底上げを行う」とか、固有名詞とか
数字がはいらなくても、いいのではないでしょうか
これを、月単位、週単位にしたとき、だれが、〇〇について
理解、実際実務で使えるようにすること、これを、2週間後を
めざして、やるとか、そういう具体化がなされる
ということになるでしょう


森をみて、木をみない
木をみて、森をみない


よく言われることだったりするのですが、言葉にすると
両方できないと、うまくないとみえますが、相当
レーニングしてる人だったとしても、その同じ瞬間で
両方みてるのは、相当難しいと、言えると、感じます


先週、ある社員と、社員育成をどうするという
話になったとき、担当者でもある、その社員は、自分の
ふられる作業の週単位の心配などを、しています
私は、社長の立場で、社員がそだつといいな、「年」を
またいでも、そうしたことの、なにかしらができると
いいなと思っています


見てる観点が、どうしても、ちがうところから、はじまる
そういう傾向があります


自分が、抽象、具象をいったりきたりすることで
観点の多様さというのを、補おうと、ついつい、思いがちですが
相手も、抽象、具象をいったりきたりしてくれないと
なかなか、話がかみあっていかないということが、ありそうです


人の思考というのは、ひとりで、静かにシュミレーションなり
こうじゃないか、ああではないかと、考える時間と
お互い考えてきたことを、披露しあって、コメント言い合う
そういうことと、両方必要と思っています
そのとき、相手も、抽象化、具象化ということにある程度
慣れてくれてないと、相手がいま、抽象度をあげて話そうと
してるときに、あくまで、具体的な視点のみを、伝えてる
となれば、ちょっとしんどいとも、言えそうです


一方、たとえば、ひとりが、抽象度をあげようとするとき
一定の別の重しとして、抽象化も理解しながら、具体的な
これこれの視点をここでは、忘れたくない、と、言えるのも
重要な役割といっていいかもしれません


森をみて、木をみない
木をみて、森をみない


あなたは、そういう思考をしていませんか?