自分にとって、大切なもの

ここ数年、「若さ」というのは、実際、なにか判断だったり
大事なことを、考えるときの、ひとつ、障害になりうるという
考えが頭を行き来します


自分が若くて、身体が丈夫で、なにか危険なことは、どうにかなる
だろう。こうした、楽観的な考えは、ときに、勢いとなって
いいことに結びつくということも、もちろんあるのですが
客観的な判断ということには、やっぱり邪魔にもなるということを
感じるということ、ですね


自分にとって、大事なもの、ということ。大事なことを大事に
できますか?ってこと、すごく大切なのですが、若いときに
そのことを、「身体で」「自分の奥深いところから」感じて、わかって
生きるってことは、至難といっていいのではないでしょうか


いいかえれば、若いときにいろんなことを、失敗しながらでも
やって、そういう、「これが大事だ」とかに行きつくのが
大事とも言えそうですけど


今日の話は、大事なことを、大事にするということが
いかに、いいことかということを、言いたいのですね


私にとって、大事なこと。たとえば、日本人であるということ
日本人に生まれてよかったということ、これが本当に大事と
思えるなら、日本の良さをさらに知って、それを味わい
そして、できれば、まだ気づいていない人に伝えていきたいと
思います


日本人の良さ。それは生き方。「和を以て貴しとなす」
この話は、いったん別に譲ります
日本人の良さ、日本語の良さ、それは、百人一首という「和歌」
の文化ということも、言えそうです
ここを、もっと知りたい。もっと味わいたい


つい、最近泊った宿に、俳句を募集するコーナーがありました
いいなと思って、一句作って応募しました


その宿は、芭蕉のゆかりの地に立っていて、そのことから
うたを、大事にしようという試みをしてるということです


日本には、漢字だったり、中国から伝わる文化を受容し
たとえば、漢字だったら、ひらがなを生みだし、漢字かな交じりで
表現するといった、あるものを受容し、自分たちらしく
ブラッシュアップできるという文化があると思っています
そのことを、体現してるのが、言葉だと、思っています
だから、日本語をもっと知りたい。日本語の日本語らしらのある
うた、の文化を知りたいと思います


だいぶ前ですが、百人一首、こうした文化を育み、残してきた
日本はすごい、百人一首が残ってるということ、それが、ひとつの
大きなポイントだという、記事を、新聞で読みました
そのこと、何となくは感じるのですが、もっと知りたい
味わってみたい
そう思う、このごろです