人はリアルに会ってこそ、仲良くなれる

京大の山極先生は、人間が人間らしく生きるのに
スマホを置いて、人といっしょに食事するということを
しましょうと、本に書いています


私たちシステマーズでは、いっしょに話して「気づき」を
生む仲間を作り、その仲間との絆を深めるということを
くりかえし、やると、決めています
コロナ前は、入社前の食事会をします。ただ「話をする」を
もっと、深めるために、胃袋、味覚も動員して、いっしょに
食べ、味わい、をやろうという趣旨です


コロナが嫌だと思うのは、このいっしょに食べるという
機会を奪ってることです
こうしたことを、わざわざ、描かなくても、いっしょに食べて
仲良くなるということが、大事というのは、知ってるし
身体で、理解し、そのために行動するというのが、「普通」
だったと思っていますが、コロナはそれを、変えてしまい
そうでなくてもいいか?などと考える人まででてきてしまう


ほんとに困ったことです
ステマーズでは、忘年会、新年会を復活させることに
しました。ですが、大人数はなし、5,6人を基本にして
分散してやることにしました


ええ、これ、以外にいいのかもしれません
というのは、忘年会やら、なにかの食事会で、15人いいえもっと何十人
などと、いても、ゆっくりしゃべったというのは、おそらくは
数人になると思っています
でも、大人数はそれなりの楽しさもあるのですが、じっくり
話すということだけ、みれば、少人数のほうが、やりやすい
ということも、ありそうです


やってみれば、わかりますが、ひとつの話題で話すのは5,6人が
いいということがあります、7人なると、微妙、10人とかに
なって、ひとつの話題でしゃべってるのは、かなり難しい


「話す」という行為を、楽しめるように、しようということを
ずいぶんまえ、少なくとも10年前から、社内で言い続けています
人間は、根源的に、人と話してつながっていたいのです
それが、下手になってる??それはなぜか?
ひとつは、スマホ等の、テクノロジーの進化かもしれません
「車」をはじめとした、移動のためのいろいろは、足を使わなくなり
つまり、歩くということが減り、足の退化につながります
同じとはいいませんが、通信手段、メール、チャット、SNSといったことを
自分でコントロールして使えばもちろん、素晴らしいのですが
いつもまにか、そうした、通信手段に、追いかけられてるような
そういう生活になってるようにも、思います


例をだせば、2,3年前だと思います
「即レス、をしないくらいで、こわれる友情は、友情とは呼ばない」
といった、広告をみました
ふん、なるほど、などと、一定の年齢が上の人は思った人も
いるかもしれません
ですが・・・
たとえば、チャットって、即レスが基本と考えて、作られてるツール
だということがありますよ。


話がずれました
人と、相対して話すということが、すごく大事です
そこからでてくる、コミュニケーションのもとは、通信のツールを
使って得られるものの、何倍にもなると思います
そして、そうした、豊富ななにかを、偶然受け取って、「気づく」
ということ。「表情」「しぐさ」もそう、人間が人間として
認めるすべてのものを、受け取って、そして、自分も発信する
このことを、大切にしなければ、少なくとも「仲間」として
絆を深めるというのは、難しいです


今、とっても、みようによって、不自由で困った要素のなかで
私たちは生きてるんです。この認識を持ちましょう