冬の景色

冬は、空気中の水蒸気が減る、つまりは乾燥してる
ということで、「景色」はくっきり、見えるということが
あります


信州が好きなのは、「山の景色」ということがあって
好きということが、あるのですが、本当にきれいに晴れた
山々をみると、自然がくれた、プレゼントに、
うれしくなります


信州で繰り返し、お邪魔してる安曇野周辺でいうと、長峰
鷹狩山が、北アルプスをみる、展望の場所として、浮かびます
もっとも、冬にでかけたら、相当「寒さ対策」をしないと
寒い思いをすると思います


長峰山は、井上靖東山魁夷川端康成が行ったということで
ひとつ、有名になったといっていいでしょう
私たちが、行くときは、ほぼ、ふもとといっていい、明科駅の
すぐ近くの、高野屋というお蕎麦屋さんと、セットという
ことがあります
高野屋の蕎麦は、香り高く、つゆはやや、甘め(色も薄い)
とても、気に入っています。ですが、建物の都合?で
今は臨時休業と聞きました。再開が待たれます


鷹狩山は、大町市にあり、北アルプスの、白馬の方向の
山がぐっと、近く見えます。最近、雪形をみる楽しみに
少し気持ちが行きます。4月から6月くらい、雪形が現れるのを
まって、山を眺めます。詳細はまた、別に譲ります


安曇野を眺める、こうした山に登ったりして、安曇野
ながめていると、おそらくは、山下大五郎が描いたころ
1970年代、80年代より、田んぼがずいぶん減ったのだろうと
推測します。これは、安曇野に限ったことではないかも
しれません


田んぼが減るということは、風景が変わるということに
なります。田んぼに、雪を頂いた、山々が映るというのが
信州の美しさのひとつといっていいのだと、思うのですが
そうしたことが、減っていくというのは、しかたがないとも
言えますが、惜しいと思っています


一番最近覚えた、北アルプスの展望のいいところは、中山高原です
ちょうど、大町から、白馬と長野市を結ぶ、オリンピック道路
つながる、道沿いにあって、あ、なんでいままで見過ごして
しまったのかと、思いました


中山高原が素晴らしいのは、人工物一切ない、そういう角度で
山々をみることができる、ということです。これは、行ってみれば
わかりますが、すごいことですね。人工物のいろいろが、景観を
やっぱり損ねているのが、そうして、わかります


信州は、だんだん、第二?第三のふるさとのような、存在に
なってきました。
山を見る、ただ、それだけ、かもしれないですが、いろんな楽しみと
つながっていきます