寒い季節に

寒い季節になると、火が恋しくなります
火、といっても、現代の住まいで、火、らしき
ものがあるといったら、ストーブ、それも
薪ストーブというのは、きわめて限られていて
石油ストーブの類でしょう。またはヒーター
電気による、具体的に火は見えないものが多いでしょう


山小屋とか、特別な場所で、薪ストーブも含めて直接
炎が見える、ところで、みていると、なんて炎というのは
気持ちをやわらかくしてくれるのだと、気が付くのです


機会はとても少ないのですが、囲炉裏がある場所で
火が燃えていて、そこであたたかい汁を作る、おじいさん
おばあさんがいて、さあ、ここに座って、あたたまりなさい
そんな、場について、とてもなつかしく、うれしくなる
ような、気持ちに自然となるのは、火を囲んで、団らんが
あったということが、ずっとDNAに刻まれてると感じます


場があること。あなたの席はここだよと、招いてくれること
なんて素敵でしょうか?
そして、それはもうほとんどない、機会じゃないかと
少し寂しくなります


そうであれば、作ってしまいたいと思うこの頃です
先週は、わが社の忘年会、1/3がありました
我が家で行いました
「火」はないですが、同じものを食べて、語らいがありました


火も大事ですが、語らいということがあるということが
とても、大事です。今年は、かなり好きなBBQを、人に招かれて
ある集いの一環として、参加するということを、10月にやりました
そのひとつの、縁でつながってる、グループの若い、10代20代の
人とちょっと話しました
語らいまでいかなかったかもしれないですが、とても、なごやか
です。おいしいものを、食べて笑顔になる、うれしさというのが
ありました


今、10代、20代いいえ、30代もそうかもしれません
他人と、できれば、世代のちょっと違う人と、いっしょにいる
という機会が本当に少ないのだろうなと、感じます
それは、自分の感覚からすれば、とても、残念な、学びの機会を
逃してる状態といっていいと思います


何年かまえ、最初はSNSで知り合いになった、人のおうちで
持ちよりパーティがあって、たいへん楽しかったのを思い出します
こうした、パーティは、日本では家の大きさの問題?いいえ
人の意識でしょうね、少ないと感じますが、やってみると
すごく、楽しいのです


それは、私がパーティが好き、誰かのお家に招かれるのが
好きということにも、なるのですが、ちょこっとハードルを
超えれば、相当な割合の人が楽しいとなれる、そういうこと
だと、認識しています


楽しそうな、語らう場があって、食べ物があって、お互い
自然と笑顔から、なにげない会話、そこから、どんな話でもいい
趣味の話、地域の話、季節や自然の話に、花を咲かせる
そんなパーティがあったら、ものすごく楽しいですね


人は、誰かと対話して、学び、楽しみを覚えるのだと
こうして、そうしたことがやりにくいいま、とてもそのことを
意識してやりたいな、と、感じます