冬から春へ

海からの風がびゅーっとふいて、少しこわいです
こうして、あ、これは海からだ、なんて感じるとき
見えないのですが、ここは海が近いのだと
思います


海からの風がびゅーっとふいて
季節を運ぶのかなと、感じます
季節がすすむのは、ひとつには、うれしいことですね
じっとがまんしていた、冬が過ぎて、あたたかく
明るい、春がくるということ
スキーをしにいく、信州の山で、なんどか、どんどん
ふってくる雪、つもっていく雪をみて、冬って
すごいなと、思いました
ほんの、数十年前まで、冬というのは、雪国の人には
ほんとうにこわい、雪の外とは、生活がきれてしまう
そういう存在なんだと、想像しました


今は、雪で孤立してしまう、なんて、場所はおそらく
もうとても、少なくて、そういう意味で
昔感じていたような、ほんとの冬で、動けない
ということはなくて、それはもちろん、いいことも
たくさんあるのですが、季節の感じ方は変わっていくと
思います


春には、なにをしましょうか
特に日本は、春は、別れと出会いの季節と
言われます
ただ、社会人になって、人事異動、つまり、転勤を伴う
人事異動なんて、身近にはなくなって、数十年になり
どこか、「春は、別れと出会い」というのは
自分のことではなくて、便りを聞く、話になりました


別れを惜しみ、出会いを、喜ぶ
そういうことができる、人でいたいなと思います


ここ数年、「尊敬からはじまる、人とのあれこれ」
ということが、とても、気になります
尊敬からはじまるから、いろいろ、いいこと、があるように
思えます


じゃあ、はたして、誰かからみて、自分との出会いが
尊敬というコンセプトがはいるのか?


こんなふうに、自問自答したとき
それは、一定のところ、マナーというレベルで、少なくとも
相手にとって、いやだなというのは、ないようにという
配慮はする、だけど、最初から相手が尊敬してもらえる
ような、なんて、めざすのは、どこか「無理」だったり
そして「作為」みたいな感じがして、これまた、うまくない
のを、感じます


春が、別れや出会いがあると、したら
ぜひ、いい季節、いい時間を過ごしたいと思います


出会い、なにかしらで、つながっていくということが
いいこと、とも、思います
ふっと、思いつくのは「アートでつながる」「人でつながる」
「笑顔でつながる」・・・


大事なことは、自分がやっぱり、いい歩みをしてる
ってことになりそうです
感性を豊かにしていき、一歩一歩、着実に進んでいたいですね