開発手法

ウォーターフォールからアジャイル
開発手法が、進化するという、話題が、もう何年でしょう
10年以上、20年?とかあるのですね
ところが、アジャイルって、実は使えねぇよなんて
声もあちこちで聞いて、ウォーターフォールのやっぱり
基本が大事なんて、報告もあがるのです


実際、古いほうがいいとか、そんなふうな安易な
ことを言いたくて、ここに文章を書いてるわけでは
ありません
ある一定のことは、知ってるつもりです
アジャイル開発、確かにいい面もあるのですが
いまのところ、渦中の人はもちろん、利益関係者の
もってる能力がとても高くないと、うまくいかないのだろう
ということです


システムは、大きくなる傾向がありますね
そういうとき、設計者もいろいろいて、チームで
進めるときに、ルール化などして、こうしていくという
足並みをそろえていくわけですが、「ずれ」「もれ」
といったことは、つきものでしょう
そうしたことを、アジャイルなどという、短期間で
やろうとすれば、リスクは大きくなるのは、やっぱり
可能性として大きいとみて、おくのが必要という
認識ですね


こうしたずれ、もれについて、どう対処するか
ここ数年で聞こえてくるのは、システムを育てるといった
期間をかけて、完成度をあげるという方法でしょう
ただ、正しいともいえるかもしれないですが、そうした
ことが可能な、予算、工数がとれる状況がないと
できないですね


そんなことが頭にあった状況で、あるノウハウ本に
ウォーターフォールは古い、アジャイルでやる
ほうがなんぼもいいみたいな、記述があって、あ、この本
信用していいのかなと、感じました


おそらく、業界外の人が、ソフトウェア開発について
あれがいいとか、これはだめとか、言い出すとたいてい
とても、とんちんかんに聞こえるものです
そうだと、きってしまえば、おしまいともいえるのですが
こちらから、発信しなくっちゃね、ということもあります


全然別のノウハウ本をみていて、「計画は、守るのでなく
運用するのだ」という記述をみて、ああ、なるほどと
思いました


システムを作るのに、計画が大事なのですが
ちょっと、極端にいえば、そのシステムを作る、その目的が
変わるということが、期間が一定以上だと、あるのだと
思っていたほうがいいと思います
そうなると、根底から、前提条件も変えなくてはならない
といったことが、起こりえるということですよね


システム作りには、目的をしっかり定めて、その目的の達成の
ためにどうするかということを、考え続けることが大事です
この前提(前言に、矛盾していますが)があるということなら
やや、やること、計画をそんなに大きな変更でなくやるということが
見えてきます


そういう全ての、根底といったことに、関わるメンバーの
コミュニケーション能力というのが、あります
ここを高めていかなければ、ステップアップはない、と、感じています