経営層 指導役は若手社員

経営層 指導役は若手社員
これは、2023年3月29日、日経新聞夕刊の一面の
記事のタイトルです


ぱっと思ったのは、こうしたことに、「いいな」とか
「やってみたい」と思わない、経営者はおそらく、だめである
ということ。またやってみたいなと、思わない若手社員も
?がつくということです


すぐ思うのは、これだけ、先が見えない、変化がはげしいとき
年齢でいえば、40代、50代もっとうえの経営層より
「アンテナ」という意味では、20代のほうが、いいだろう
ということですね
もちろん、話し合ったから、なんでもかんでも、若手の意見の
まま、やるのがいいなんて、安易なことを言ってるのでは
ありません
若手の意見、アンテナの貼り方というのを、知って、それから
検討もすればいいのです


今、59歳の自分が、若手との、ギャップを感じることは
ずいぶんあります
変化がはげしいのだから、これからの世の中をいろいろやってくれる
若い人の感覚というのを、少なくともよく知って、かつ
ときには、若手のいいと思う、判断をして、経営していく
というのはすごく大事だと、思います


じゃあ、なにをテーマにしたらいいのか?
これは、普遍的といっていいことが、私は浮かびます


その1:コミュニケーション
その2:生き方
その3:ライフスタイル


ですね
上記の記事の最初にも、住友化学の若手社員が「ひとつの
会社に長く勤めようとは思わない」と、経営層に発言してるとのこと
これは、ライフスタイルといっていいことですね。または生き方
となりますか


ここで、そういったからといって、そのことに、あわせて
すぐなにかを変えるというのは、安易といっていいかも
しれません


長く生きてきた、また仕事してきたからわかる
人と人の信頼の在り方といったこと。いかに信頼ということが
大事で、かつ時間をかけてやることか、ということに
視点が自分は行きます


たとえば、上記の住友の若手社員さん。どこまで、人の信頼
ということに、重みを感じながら、ひとつの会社に長くいない
という発言をしてるのか?もちろん、話を聞いたら、そういうことも
十分、感じながらなのかもしれない。だけど、そうでないかも
しれない


すでに、「会社」という存在そのものの、受け止め方が
変わってるということはあります
実際、自分自身、「大手銀行」に勤めていて、転職したいと
申し出たときの、上司の反応はそうでした
「あなたとは、価値観が違うのだね」ということを、言われました
おそらくは、YesでもありNoでもあるのです


さて、若手が経営層の指導役、面白いと思います
経営層になっても、学ぶことは必要で、学びあうということが
おそらく、若手にとっても、経営層にとっても、すごく
いいことだろうと、想像します