日本の日本らしさを探したい

リモートでの仕事、リモートでの授業
この感染症のあれこれで、そういうことをしなければ
ならないという、状況が起こって、リモートの
あれこれは、必要だし、一部はそれができると
認識を広めました


一方、リモートで、リアルに人に会わなければ
友達にはならないし、お互いのつながりというのは
細くなるということが、気になります


同じ空間を生きるから、息遣いだったり、相手の
熱意だとか、本気度というのが、伝わるから、
お互いが、やりとりするのが、生きてくる
そういうことが、あると思いますし、事実そうなのです


そこで、リモートでのあれこれもありながら
リアルな「会ってる時間」というのを、いかに大事に
するのかということが、フォーカスされると思います


世の中には、いろんな人がいます。だから面白いという面が
あるし、難しいという面もあります。日本では、相当な割合が
同じ民族が住んでいて、同じ言語をしゃべる、これが普通
ということ。この大切なものを、もっと生かして
いきたいと思います


日本の良さをいかすということ
たとえば、「学ぶ」というのが好きなこと
明治の時代、多くのことを、海外から学んだということが
よく出てくる話ですね。この海外から学ぶということ
遣唐使の時代からあったのですよ、と、聞くと、そういう
海外から、学んできてということの、長い歴史を思います


うつわ、を楽しむ文化があるということ
このこと、毎日の食事に、美しいうつわで、楽しんでる
という文化があるということ、すごいことといっていいですね
そうしたことから、「美」を自分のなかにとりいれてる
といっていい。感性を磨くということに、本当に高い気持ちを
もってるのだということが、見えてきます


高校時代の日本史の先生が、「茶を飲む」といったことを
文化にしたというのは、日本独自のものだと、教えてくださいました
それが、そのとおりであれば、日本の文化ってすごいな
と思うことがあります
もっとも、そんなことを言って、いわゆる茶道のなにかは
ほとんど、勉強していませんし、お茶会自体もほとんど
経験はないのですが。


知ってることは、「一期一会」といった、気持ち、心の高さ
ですね。相手をもてなし、もてなされたほうも、もてなすほうも
心の交流ということを、とても大事にするということ
こうしたことが、いい感じでできるということは、「生きること」
そのものを、高めていくといっていいと思っています


日本の良さをいかす、お茶を飲む文化にも、同じ空間を生きる
ということが、でてきます
そうしたことを、よく味わい、日本人のよさをみつめながら
どう進んだらいいか、考え続けたいですね