テレワークをどうする

テレワークをして、なぜ、できるのかというのを
いろんな視点でよく、みてみてほしいなと思っています


確かにいま、テレワークというのを、習慣化して
一定の仕事は回っているようにも見えます
ところが、それは、テレワークはじまるまえの、そのメンバー
同士の信頼の貯金があってこそ、ということに気づいていますか


人は実際会って、またいっしょにいて、やりとりすることが
なければ、仲良くはなれません。それと、同じ意味ですが
学びもできません
そういう、仲良くなる要素、学びの要素を積み重ねて
ああ、この人は信頼できるという、いくつかを積み上げていく
そういうことがあって、いっしょに仕事しようと
なっていきます


テレワークしながら、信頼の貯金を増やすって
できますか?いいえ、少なくとも、会ってやるのと
まったく同じにはできないですよ


じゃあ、テレワークしないほうがいいのか
いいえ、おそらくは、とても高いいろいろがあってこそ
なんですが、テレワークしながら、うまくやるのも
やってみたいと思っています


まず、肝に命じておきたいこと。テレワークのメリットは
個人で感じることが、容易でしょう。だけどデメリットは
それぞれの立場で、変わる、見え方が違う
ゆえ、いろんな視点を持てない人には、見えてないことも
多いということです


テレワークせざるをえなかった、2020年とか2021年に
テレワークの、メリットデメリットを話してもらうと
まさに、責任をもたなくていい立場の人ほど、メリット
ばかりを言っていたと思います


仕事はどういうことがあって、回っているのか
責任の所在はどうなるのか?はたして、最悪のこれこれという
ときに、誰がどういう役割をするのか


こうした、シュミレーションがよくできて、リスクの話
代行の話など、よくできて、やっと全体像がみえるというのが
仕事でしょうね


気が付いたのは、「信頼性の貯金」ということです
これを、どう作るのか


ちょっと思い出すのは、東日本大震災が起こって、それまで
特に都会では、「個人の自由」ということを増やすために
人のつながりを、どんどん切っていたということがあったこと
この反省として、こうした災害といった、「どうやっても
人間はひとりでは生きられない」ということが、ありありと
みせつけられたとき、ひとりひとり、孤立してるということが
いかに、まずいことか知ったということがあったと、認識します


だから、「顔のつながる、なにかをする」ということが大事に
なりました。仮にテレワークしていても、そうした、自分から
顔がつながる、信頼感が増えるということを、行動できること
これを、習慣化できること、をするのなら、テレワークしていても
一定の安心があって、できるということがある、といっていいと
思っています


最低限は、ちょこちょこと、必ず、なにもなくてもする
コミュニケーションです。情報の過疎化を起こさないということが
とっても大事です。