うちの奥さんは、うつわが好きで、自然と使う
うつわについて、いろいろ買ったりして、それが
楽しいというのが、自分にもはいってきて、うつわ
食器について、みてまわったりします
うつわの作家というのは、おそらくは何万人も
いるのだと思います。もっともうつわでそのまま
稼げる人というのは、半分以下いいえ、1‐2割かも
しれません
ですが、相当な数の人が、作家としているのだと
思うと、なかなか不思議でもあり、すごいなとも
思います
感覚的には数千円、もちろん人によるのですが
そこそこ、売れてる人でも手が届く値段にて
世界でひとつだけの、うつわが手に入ります
昨日、好きな作家、橋本薫さんの、個展の案内が
届きました。石川県加賀市で活躍する橋本さん
地元でも展覧会。ちょっといけないかなと思っています
橋本さんの仕事は、すべて自分でするそうですが
もちろんうつわとしての形、また絵付けのいろいろが
いきいきとしていて、好きです。近い場所にある須田菁華に
師事したとのこと
ちょっとだけ、橋本さんの言葉を思い出すと
線をひく、ということ、このこと、先生から言われた
ただ、まっすぐではつまらない。いかに味のある線を
ひくか?
須田菁華のうつわも、おうちにあります
線がいい、とも見えてきます
だけど、それは橋本さんの言葉に、自分がはまってるから
かもしれません
食器の楽しみは、使う楽しみです
橋本さんのうつわ、須田さんのうつわ、つかってなんぼと
思います
ごはんをのせたら、煮物をのせたら、洋風のそう、ポトフも
いいねなどと、うつわの使い方が広がると楽しいです
鳥取岩井窯の、山本さんに、うつわは使わないと
よさが自分にはいってこないよと、教えてもらいました
山本さんは人間国宝のうつわも自分は日々使うよと
言っていました
うつわが育つ
という言い方も教えてもらいました
備前の金重さんのところで得た、とっくりは使ってくださいと
言われました
使うことで、うつわがいい感じになりますとのこと
実際自分では育つ感覚はまだほんとうは
わかっていません
だけど、その気になってときどき使っています
うつわの楽しみ
自分の美に対する感性を磨いてるというつもりに
なっています
自分が楽しむことが、まずはその第一歩と思っています