共通の話題

ここ数年でときどき会うようになって、話をするHさん
あるとき、野球の話題になりました
私は、野球の話題は、よく知らない人ともやったほうがいい
「楽な話題」
Hさん、基本、野球(ここではプロ野球)の話題は
「避ける話題」


なぜ、Hさんが、プロ野球の話題をさけるかというと
ひいきの球団は、たいていちがう、そうなると、相手が
どこそこのチームが勝ったとか、この選手がいいというのを
いい感じで聞けない。つまりは話題をしていて、よくないムードに
なってしまいがちだということのようです


一方、私がいうところの、楽な話題というのは
おおよそ、誰とでも(といいながら、後で気づきますが、だいたい
世代が似てる、男性といっていい)できる、また
軽い話題のつもり・・・
その記憶は、居酒屋で何度か顔をあわせるようになった人と
軽い話題で、巨人がまた負けた、巨人のトレードはどうだ
阪神の4番はやっぱり掛布だなどと、(世代がわかるかも)
しゃべっていて、別に誰かが、ちがうチームのなにかを
いっても、わはは、酒のつまみだくらいにしか、思っていない
そんな雰囲気。


そう世代ということが、大きいのかもしれません
いつのことか、わかっていません。自分が10代だったら
地上波(そのころは地上波しかない)のゴールデンタイムに
毎日、ナイター放送があって、結構視聴率も高かった
国民的な人気スポーツといっていいかなということ


それから、時代は変わり、今地上波の夜、野球のナイター中継なんて
ないですね(BSはあるけど)


つまりは視聴率がとれない、それだけ(相対的には?)人気が
さがってるということがあるのでしょう
そうなってくると、上記に書いた、Hさんのいうところの
どこそこのチームがというのは、酒のつまみ的な話題じゃなくて
立派な「推し」の話であって、うまく軽い話題には
はまらないのかなと、想像はできます


別の見方をすると、野球が軽い話題で、いられたころは
まだまだ、共通の話題がさがしやすかったといっていいかも
しれません
娯楽は、基本テレビが主導(いつまででしょうね、昭和でしょうか)
だから、家族が共通のものみてるということがある
友人たちもそうだといえる
だから、共通の(軽い)話題はみつけやすい


今、令和の時代
若者の共通の話題がない、ということを、あげる、平成生まれ
(それも平成も後半にさしかかると思う)がいました
ふーん、共通の話題がないのかぁと、思ったりする
それって、好きなことを、さがせないってこととも
つながるのかなと、想像します


好きなこと、なにが「好き」といえるのかというと
その対象のことを語ったら、数時間、一晩でもしゃべっていたい
それが「好き」の定義じゃないでしょうかね


場がないからということも
ありそうです。まずは「場」がほしいですね