1分間メンタリング ケン・ブランチャード クレア・ディアス
本はストーリィ仕立て、そのストーリィのなかで、メンター、メンティーが
出会い、どうやって、メンタリングが進むかという、フィクションなので
しょうが、実際に読んでる自分もその場にいる、そんなふうに
思い入れをもって読める、本になっています
ミッションを決めます
なぜ、このメンタリングを行うのか?ここにたどりつくぞ
ということですね
「私(メンティー)の一生の仕事を明確にして、情熱を取り戻す手助けを
すること」
おそらく、多くのメンタリングが、経験豊富で、相手のキャリアを
俯瞰してみたりできそうな、メンターと、今人生を考えるとき
適切なアドバイスなりがほしい、メンティーということが
あるのでしょう
やや、このミッションは、多くの人にあてはまりそうで、そうしていて
結構、具体的だといえると、感じます
ここで、メンターとコーチの違いというのも、別のページにでてきます
コーチは目的達成のために成績やスキルを高めることに重点を置く
メンターはもっと長期的な問題を補佐する
人間関係、1:1の関係でミッションを決める
これ、とても素敵なことだと、思います
メンタリング、実はほんとに仲のいい友達とは、すでに一部は
やってるのだと、気づきます
なにかというと、私はソフトウェアの会社の社長をやっています
だれがみても、「リーダーシップ」ということに、重きをおいて
仕事するということは、あきらかといっていい
仲のいい友達は、たとえば、自分が上司に対して思ってる事などを
そのまま、私の事例に役立つかどうかは、別として、話してくれます
そうした、実際、信頼し、親しさを感じる友人から、その人が仕事で
感じる、人間関係のあれこれ、「こんなふうに、任せてくれたらいいな」
「自分のこうした業績を、正しく評価してほしいな」そんな声を
聞くことができます
なにげない、親しい人との会話だと、それは「たまたま」聞けた
ということだったり、「なにげないなかの、気づき」ということに
なります
それはそれで、構えないなかでの、情報ということで貴重でもあります
一方、仮にもですが、ミッションを決める。たとえば私のリーダーシップを
レベルアップさせて、少なくとも私自身が、リーダーシップで強い自信を
もつだとか(ちょっとおおげさか)そんなふうに、意識してできたら
それはそれで素晴らしい会話ができるのでは、と、期待したりします
メンターとメンティーの関係
だけど、これを作るのはある程度、「自然さ」がほしいなと思います
ちょっとだけ、この1分間メンタリングの本のいいとこどりをすると
すれば、メンター、メンティーの関係は、ビジネスそのものでは
ない、といって、ただの知り合い、友人というより、上記にあるような
ミッションがあるということで、やや、オフィシャルなというかおそらくは
「生き方」に関わる真剣さというのを、伴うのです
だから、メンター、メンティー、ますますいいなと感じるのです