想像力の話

「もしかしたら」という想像ができるか
というのは、たとえば、日常のある場面での話だけでも
結構、大事なことだと、気づくことがありました


たとえば、電車のなかで子供が大きな声で、はしゃいでいる
そんな場面。親もいっしょにいます
なんとなく、一般的には、そうした大声でなにかとなれば
他人への迷惑だとなって、なぜ親が止めないのか
といったことが頭に浮かぶ人多いのではないでしょうか


ですが、「もしかしたら」
もしかしたら、その子は事情があって、ずいぶんと
はしゃいだり、親とでかけたりができなかった
たとえば、病気だったとかあるかもしれない
そんなふうに想像できると、なぜ、親が止めない?
みたいに、ざらざらした、気持ちも起こらないことも
あるでしょう・・・


日常でもそうだとして、なにかしら、ビジネスでどうか
ということになると、とってもその想像力というのが
大事と思える場面は容易に浮かびます


接客ということを思うと、その奥深さということに
いつも、なかなか大変だなと思います
あるお客様の申し出があって、それを、「事務的に扱った」
このことがお客様を怒らせてしまった、という話を聞いたことが
あります


お客様にとって、大事な日、大事なことがあって、相談した
それを事務的に扱った
想像力のある人なら、これがお客様を怒らせたのは
ああそうかとなるかもしれません


ですが・・・
接客、毎日、何十人ときに百人を超えてやる接客に
どれだけ、想像力をもって毎回、のぞめるのか
これはこれで、考えたほうがいいことといっていいでしょうね


想像力が豊かだと思える自分でいたいと
思います
また想像力を働かせることができる、状態をキープしたい
とも、思います


仕事して、よくその仕事の楽しさは?であるとかやっていての
達成感は?という話となったとき、お客様が喜んでくれる
という話になることがあります


これは、ひとつの理想形といっていいし、誰もが感じる
普遍性のある、答えといっていいかもしれません


ですが、上記の接客のように、こうしたら、お客様は
どう感じるかというのは、実際のところ、とても奥深いものが
ありそうです


そうはいっても、接客に限らず、ビジネスの世界にいるのなら
なにが「あるべき姿」なのかというのは、意識したいと思います
あるべき姿を、自分でだして、検証し、複数の人と意見を
だしあったりして、ちょっとやそっとじゃぶれない、ものを
つかみましょう
そこに向かって、仕事していったら、きっと達成感に近い
なにかは、感じられるのでは?というふうに思いますね