休日をどう過ごすか

休日をどう過ごすか
ぱっと浮かぶのは、友人との時間ですね
話したり、また、なにか共通のことをしたり
もっとも、「共通の」というのは、みつけるのはなかなか
難しいかもしれません


「話す」ということ
人間って、根源的に人になにかを伝えたいということが
あると思っています
だから、自分が自分自身、なにも飾らない、なにも引かない
という自分で、そのままでいられる友人といっしょに
いて、話すということはなんて、貴重な時間なんだろうと
思います


「日本人は、とおりいっぺんの、説明だと納得しない」
こんな話から、仕事のことを、語ってくれた仲間がいます
そう、「これがルールです」「通常、こうしていただく」
そんなとおりいっぺんの説明では、大事なことは、納得できない
だから、話し合って、おとしどころをみつけるのだと
その仲間はいいました


休日をどう過ごすか
「好きなことをやる時間」と、でますね
美術館に行くのが好きです
ごく最近では、国立西洋美術館に、「モネ」の展覧会を
見に行きました
いろんな絵、いろんな画家が好きだし、見ること自体が楽しみです
今回、モネについては、同じ対象を、時間、天候、季節を変えて
何度も描いた、モネをとりあげています


「水辺」というモチーフにこだわった、モネ。水面の光の
変化を追い求めていた、モネ
その気持ちをちょっとだけですが、想像できました
同じ構図です。同じ対象です。朝という時間にこだわっていただろう
それを感じること
ロンドンにいって、その天候の変化の大きいことから、現地で
絵を仕上げることをを、あきらめて、自分の頭に刻んだそのときの
空気、色を、アトリエで再現したという、記述もありました


休日は、もちろん人それぞれ、好きなように使うということで
いいでしょう
休日を充実させるって、とても大事なことだと思います
自分が好きなことををして、仕事を忘れる
そういう時間があってこそ、仕事の時間もまた集中できるのだと
想像します


時間を忘れて、集中すること
こういうことがあれば、なにをやるのでも、意味がある
そんなふうに思います


ときどき、地方に旅行すると、あれ、かつての日本って
こんあふうだったのではないか?なんて、なつかしいような
うれしいような気持ちになることがときどきあります


それは、都会に暮らしていると、人間らしさ、日本のよさ
文化ってなにか、そんな大事なことを、忘れてしまってる?
そういう怖さをちょっと感じます


休日になにをするか
日本人らしさを、たどってみる、それもいいかもね