鎌倉でみる

鎌倉、長谷にある、吉屋信子記念館
ここが、土日に開かれてるということで、見に行きました


吉田五十八 建築家
吉田の名前を知ったのは、新潟県高田市にある
小林古径記念美術館においてでした
小林古径の自宅が、入れるようになっています
その気持ちいいこと。設計の吉田五十八にとても
興味を持ちました


さらには、小林古径の自宅の解説には、小林が
吉田に自分の気にいるように、作ってくれといって
吉田は、小林の作品をみる、ということをはじめ
小林の世界ということを自分のなかにいれて
それで、設計したとのこと。小林はすごくその家を
気にいったとのこと


小林の家、吉屋信子の家
玄関のいいことがあると思います
来てくれた人を迎えるということ
吉屋信子でいえば、さほど広くない家ですが、玄関から
居間につながるわけですが、この居間の居心地いいこと


おそらくは、編集者と打ち合わせするということを
想定していいえ、仕事の関係だけでなく、交流のあった人と
そこで、話をし、お互いを知る、理解するということを
想定していたのだと、想像します


お邪魔した日、しばらく貸し切り状態(管理のための人
おそらくボランティアはいる)だったため、座って
しばらく居間の雰囲気を味わうことができました


鎌倉は、寺が多いですね
そして鎌倉の寺の特徴として、谷(やつ)を抱えてるということが
あるのに気が付きます


吉屋信子の家というのも、長谷の低い山に続く斜面がそのまま敷地から
つながっていました
こういう土地の特徴なのでしょうか
さほど、街といっていい、ところから離れていないですが
静かです


鎌倉が、別荘地としての性格をもっていた
ということを、だいぶ後になって、認識しました
鎌倉は自分は中学生くらいから自宅がそこそこ近かった
こともあり、身近でした
身近だから、見えない?ということでしょうか
「文士」といった人が住んでいたのは、知っていたとして
別荘地としての、感覚の場所だったということ
気が付いてみれば、なるほどとも思うのです


鎌倉は、いまも自分の好きな場所ですね
歩いていると、緑が多く、気持ちがなごむ感じがします
寺で、静かな時間を過ごせるというのも魅力ですね


吉田五十八
この人の感性ということに、引かれています
まだいくつか、実績としての建築がみれるようです
ぜひ見たいと思います