[]梅雨の晴れ間

日差しは夏といっしょだった

梅雨の晴れ間

二十数年前、仲のいい仲間が

ひとり旅立った


詩のような人生

せいいっぱい生きる

それをそのままするような

いさぎよさ

苦しさ

手紙を書くのにも
何度も草稿を書いて

恋をして、キラキラ輝くような
笑顔だった

鮮烈な記憶
実は忘れてしまっていることも
多いのだが

忘れてしまったからこそ
思いだせるという感じか

そして、いまでも仲間は仲間
家族とかが増えても

同じ時間を共有した仲間は
ほんとにかけがえのない仲間です