[]美しいもの

東山魁夷 「緑潤う」

自然な緑の色

水面に映った緑と、実際の緑の色の差が
絵でありながら
実際の風景をすっと思いおこさせ
緑の印象が、とてもいい感じで残る


奥村土牛 「鳴門」

海のうずが荒々しいのだが
荒々しいなかにも
なんというか、豊かさ
なんともいえぬ、やわらかさを
感じる

この二人は、昭和を生きた
日本でもっとも、澄んだ心で
自然を日本を描き続けてきた
と感じる

その気持ちの高さが、心に迫ってくる

7月15日 山種美術館にて