アート

絵の話

日曜美術館 田島征三を見ましたいのちのぐりぐりを、描くこの魚をにぎって、ぐりぐり・・・目の前で、うちの奥さんは、子供のころの思い出なのでしょうバッタをつかまえて、手の中にいれて、それこそぐりぐり・・・だから必死にぐりぐりされるとつい、手をあ…

京都とはなにか

京洛四季 東山魁夷 より 京都における私は旅行者である。京都に生まれたものでも、住人でも、また、研究者でもない。旅人であるために、私は自由で、身勝手な感じ方、味わい方が宥されているのではないか。京都とは何か。京都がもっとも京都的であった平安の…

美人画

今年の夏、高崎タワー美術館にて、見た上村松園の、美人画がとても、よくて、上村松園ブームといっていいことが、自分にあります 美人画というのは、どれも、似てるしそんな、昔の風俗の女性の魅力といったことが、そんなに自分の目に入ってこなかったといっ…

月と景色

一昨日、昨日の月の美しさは、とてもいいものでした「観月台」と呼ばれる場所が、昔作られた庭園にあるのをみたことがありますね 月を見る、ということにこだわった、足利義政が、銀閣寺を作ったことは、よく知られてることです少し前の、NHKの番組で、月を…

日本の色

縹色のきものに、深紅の帯なんて、鮮やかな印象の姿になるのかと上村松園の色彩の世界に、心躍る気がいたします 和装というのは、いま、日本人自身、身近ではないというのが、正直なところでしょう和装で、特にオフィシャルな場にでるなんてことは、私は一度…

東京都現代美術館

オラファー・エリアソン 求めていったのは、気づきだと言います気候変動、自然が失われるそうしたことをアートを通じて、気づいてもらう 気づきといえば、わが社で大事にしてるやり方に通じます自分の足りないことに、気づく。チームが必要としてることに気…

俳優が語る

いま、大河ドラマが感染症の対策で制作が遅れてそのぶん、いままでの名場面をそのとき演じた俳優が語るという番組をやっています 1973年、国盗り物語という、司馬遼太郎原作、平幹次郎と高橋英樹が主演のものが、なつかしくもあり印象的でした 高橋、当時28…

詩集

中学生のとき、詩集を手にしたことがありますその詩集を、手に取ったのは、そのときやせていた自分の体形に、でてくる人が似ていたから でもあるとき、その詩集にでてくる紫の川という、詩が美しく思えて心はほっこりしました ずいぶんたって、その詩集は、…

ロンドン・ナショナルギャラリー

ロンドン ナショナルギャラリー展を見ます ときどき、西洋のアートにふれるとき、宗教画というのがすっと、目に入ってこないのです。キリスト教を知らない?から?そういうこともあるかと思います 受胎告知という絵を何度も見ますが・・・よくわからない。そ…

美しいもの

北アルプス展望美術館、ここからの眺めを、山下大五郎は愛でて絵にしました。この安曇野の美しさを、山下という画家がその画家の目を通して、こんなふうに美しいのだ、と、パイロット役をしてくれて私たちに、美しさを、発見させてくれたのです アルプスの少…

見るということ

私は、奥さんの趣味を、ちょっとだけ自分も便乗したくて、美術館に行くようになりましたそこから、絵を見るということを、はじめたのです 2000年だったと思います、京都国立博物館にて、伊藤若冲の回顧展が開かれていました。いまのようにまだ若冲のことはそ…

美人画

コートールドコレクション 東京都美術館エドゥアール・マネの傑作、フォリー=ベルジェールのバーを昨年の秋にみて、ぐぐぐっと、ひきよせられる思いがしました ご存じの方は多いのですが、これ、鏡のトリックがあったりとなにかと、話題を呼ぶ作品だろうと…

パイロット

「ルノアールとパリに恋した12人の画家たち」横浜美術館で、開かれた展覧会で、モディリアーニが、画商のポール・ギョームを、パイロットと呼んで、描いた絵がありました パイロット、水先案内人、この言葉に、とても期待感というか自分のやることであり、す…

上村松園

以下 上村松園 棲霞軒雑記より 私はたいてい女性の絵ばかり描いている。 しかし、女性は美しければそれでよい、という気持ちで描いたことは一度もない。 一点の卑俗なところがなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵こそ私の念願とするところのものであ…

美人画

上村松園の美人画を見ましたいいえ、見とれていました 山種美術館にて、「上村松園と美人画の世界」という展覧会が開かれています。入ってはじめの部屋「新蛍」「夕べ」という作品が目に飛び込みます すだれのすきまから、のぞく美人そういう似てる構図なが…

大人の女性の美

昨年、パリに絵を見に行ったのですがそのときのことを、親しい人に話すときに「絵」も、「街」も素晴らしかった。そしてみてきて少し時間がたって、落ち着いて思い出すと、つまりそうした絵であり街を作った、人間の素晴らしさを思うのです、と、言いました …

感性を思う

家族とは 静かなる縁 晦日そば 暮れにみた、テレビにて「俳句」を題材にしていてそのロケの場所が鎌倉という番組がありましたそのなかで、タレントの一行と、慶応大学の俳句サークルの「勝負」という場面がでてきて、興味深く見ました 冒頭の句は、慶応の3…

ハプスブルグ展

600年間にわたり、ヨーロッパのヨーロッパらしい王室、これぞ、ヨーロッパの支配層の姿、といっていいかなと思える、絵、甲冑、等々 いつもながら、絵そのものよりも、描かれた人物の人となり、その存在としてその社会にどう映ったのかそんなことを、思いな…

鏑木清方

三部作を見ました解説を読むと、浜町河岸、築地明石町、新富町それぞれ、だんだんと、年齢があがる、女性が描かれてるとのこと。 ぱっとみて、若い浜町河岸の女性が、ひきたつ。流水紋の、色合いとしては、おちついたといっていい着物ながら、帯揚げ、しごき…

東山魁夷

東山魁夷が、「風景との対話」のなかで記述してる日月四季の、絵のできあがっていく過程にとても、興味と、もう崇敬といっていい、気持ちが浮かんでくるのが、読んでいて感じました 「不思議なことに、はじめてこの壁をみた瞬間に「日月四季図」の構想がひら…

絵を楽しむということ

今年、パリに旅行に行って、素晴らしい美術館で絵をみて、楽しむことができました この気持ちを共有したくて、旅行のあと親しくしてる人に、いかにパリでのアートをみたことがよかったかといったこと、話したりしてみて、感じたことがありますあたりまえ、と…

三十六歌仙

ときどき、年数を経て、語り継がれてる親しみ続けてること、に、いいなと思うことがあります「古典性」といっていいのでしょうか古くならない。本当にいいものというのは古くならないのだと、教わりました 京都で、三十六歌仙の掛け軸になってる絵、絵に添え…

ガラスが映す

ビニールに水をいれて、ゆらゆらしてるところ炭酸の泡が、グラスのなかで動くところそんな、面白さを、面白くみていられるそういうことが、実は、やっぱり感性といっていいその人の面白さなんでしょう ガラスの作家だという人と話していて「面白い」「こうい…

フォリー=ベルジェールのバー

「ピアノの前のカミュ夫人」 エドガー・ドガこの作品をしばし、いいなーって眺めていたことを覚えていますビュールレ・コレクション展、新国立美術館でしたそのときの感覚に似てる、いいなーを思いました昨日見に行った、東京都美術館、コートールド・コレク…

アートがつなげるもの

名画をインスピレーションのもとにして、文章を書くということを、昨日のブログの内容として書いたのですが、5年ほどまえ、太田恵美子という神奈川県相模原市の教師だった人の指導を書いた「りんごは赤じゃない」という本からヒントをもらって歴史上に名前…

名画からストーリィ

「作文 寺子屋」 浜 文子という本の中に、名画にタイトルをつけてストーリィを作ってみるという項目をみつけました あ、面白いと思いました自分はこうして、ブログを書いたりして、文章を書くということを、トレーニングしたいと思っているのですがなかなか…

東山魁夷

川端康成との、交流を綴った本を読んでその、お互いを認め合い、高め続けたというイメージを追うと、その高さ、にあこがれます いっしょに信州を旅したという井上靖は、二人はずっと「美」について、語り合ってる。ずっと止まることなくといった、記述を残し…

筆触分割

先週会った、古くからのつきあいの友人に私としたら、今年パリに行く前後で知った、筆触分割という絵についての、描き方、であり、そのもとにある考えということを、話してみて、そのことを知っていて話がするするとできたことに、ちょっと驚きます 美術につ…

アートがつなげてくれるもの

中国籍の人と、個人的な話をする機会がありましたある風景を見ながら、中国の桂林は、この風景に近いという話がでました それを聞いて、実際、私は桂林、というか中国に行ったことないけれど、東山魁夷という、日本の画家が描いた、桂林の絵でそこが素晴らし…

画家が描きたいと思ったもの

なごりの夏、という言い方に、惹かれたということを思い出しますそのころ、仲良くしていた方が、いま仲間になごりの夏を楽しむ会を、といって声をかけていてね、という話題がでて、実はまねして、メールの頭に使ったりしたのですね 暦のうえでは、立秋がすぎ…