趣味の話

なにか、趣味をもっていたいよね
そんな話を、長く友達でいてくれる人と
話しました。その相手、アラフィフということ
そろそろ、自分が体力とか落ちてきても、続けていける
なにかを、ほしいと思うという話になりました


つい、自分がアートを見る楽しみということが増えたという
体験を話していました
絵を見るのを楽しむなら、絵をたくさんみること
そんな言い方をしていました
聞き方にもよりますが、スポーツで例えば、野球
テニスでもうまくなりたいなら、一球でも多く球を
投げ、打つこと、みたいなふうに聞こえて、ちょっと
趣味とちがうなーみたいな。


今年、香川県直島の、地中美術館にて、モネの睡蓮を
みたときと
十数年前、はじめて直島にいって、同じ絵をみたときと
今年のほうがずっと、楽しめたという話もしました
それは自分が、色んな絵をみて、楽しむいくつかのことを
ずっと積み上げたということがありそうです


単純に「知識」というだけでない、楽しみ方、愛し方といっても
いいかもしれません。モネの生き方、絵、アートへの望む態度が
すごいということも知りました
好きになるということは、そうしたこと全部を含み、好きなのだと
思います


安曇野が好きという話もしていました
安曇野を描くということを、自分の画業の後半の大きなテーマに
した、山下大五郎を念頭に、山下が、みつけてくれた風景を
自分も感じたいとその場所にいく話もしました


趣味をもつこと
仕事にしてしまったら、趣味として(リラックスしながら)楽しむ
ということとは、別になってしまう・・・だからあくまでも
趣味としておきたい


仕事にする、という方向とちがうけど、「無理して」
なにかするというのも、やっぱり違う
「自然さ」というのがほしいものですね


ただ、人間「やる」と決めて、ある程度くりかえし
やるをしないと、なかなか、最低限の知識だったり
その知識を、試して、自分のなにかしゃべれることに
つなげていくなんてことも、(私の場合こうして、ブログに
書いたり、人にしゃべったりして、味わうのがあってるようで)
なかなか、しなくなっちゃうってこともありますから
無理はいやでも、自分で自分をしむけるくらいはしないと
物事が始まらないって感覚はありますね


趣味を持つこと
まずは楽しめること。ほんのちょっとのことを
楽しめる、自分の心の、あり方といったこと
このあたりが、ポイントかなと思っています