カフェの話

伊東豊雄 最後の講義をNHKデマンドで視聴しました
建築家、日本らしさといったことを、思うと話します
建築の日本らしさ、それは外と中をつなぐものでは
ないかと続きます


前から気になっていた、「縁側」というのがありますね
まさに、外と中をつなぐところ。古民家にみられる
土間、ということもそうだともいえます


縁側も土間も、近所の人が気軽にきてそこで
話をしたり、いっしょになにか作業をしたり
ということが浮かびます
人と人がつながる場だと感じます


鎌倉のカフェ、Kaeruについて、縁側でも土間でも
ないのですが、サンルームがあって、そのまわりの庭に
テーブルといすをおいて、くつろげる空間になっています
これも外と中をつないでいるといっていいかもしれません


しばし、とどまっていられる場というのが、とても魅力的に
感じます。カフェ、というのがまさにそうだといえるのでは
ないでしょうか?
カフェでお茶する時間というのが、日常のなかで、どっぷり
仕事というわけではない、家でくつろぐといった
家そのものではない、中間的な、休みながら、ちょっと読書だったり
考え事をしたりということで、いい場になる


最寄り駅、JR鶴見駅の駅ビル、CIALには、ちょっとすわっていられる
ベンチが、エスカレータに沿って、設けてあります
こうした、ちょっと休んでいってください、そういうコンセプトが
いい、うれしい場所です


この駅ビル、改装があって、そろそろリニューアル、10年くらいたつと
思います。最初はどんな店がはいるのだろうと、思っていました
気に入ったのが、1階のフロアが、生鮮食品、八百屋、魚屋、肉屋、パン屋に
なったことですね。これで、確実にビルに寄ることはふえました
5階に本屋と、カフェがあるのもうれしいです
実際のところ、日本茶のカフェ、坐月というのがあったのですが
閉店し、TURRY'Sになっていますが。


ほっと息をつける、いい感じのカフェがあると
うれしくなります。そういう店をさがしています
空間として、いいこと、またコーヒーがおいしければ
きっと通いますね


やや近いところ、三ッ池公園にほどちかいところに
カフェ MITSUIKEがあります
ここのコンセプトは、公園を散歩したら、お休みしたい
ところがあっていいということだと、読みました
いいですね


外と中、つないでくれるもの
そうした、ほしいものを提供する、カフェはいいです
またカフェがあるところで、休みたいですね