鶴見駅の裏山といったらいいのかな
程近くで
境内にはいると、都会というか
駅でいえば、東京駅まで30分の至便なところの
近くにこんな、荘重な伽藍をもつ
寺があるとはと、息を飲む思いがする


その奥まったところに
大祖堂と呼ばれる、「本堂」というか
「仏殿」だろうか、がそびえている


いつも朝立ち寄ると
荘厳な読経の声が聞こえる


経というと、私が25歳のときに虹をわたった
祖母が、毎朝唱えていた
その声は、ときに強くときに達観したように
聞こえ、忘れられない


もうひとつ、経が耳に残っているのは
25年前大学のときの仲良しが
虹をわたり、その送る日に仲間が涙のなかで
聞いた経


梅雨の晴れ間に聞こえる経
忘れない