ビジネスの取引先とも
たまにいう
「あの頃」といういいかた
確かに変化が激しい世の中
あの頃はまだまだこうだったなんて
パソコンや通信等のからんだ世界でいうと
何年かたつとそれは別の世界のよう
あの頃は、といういいかたには
昔を懐かしむ響きがある
時間というフィルターが
そのときの「いいところ」だけを
映し出すという効果も
あるのだろう
あの頃はどうしたといういいかたは
昔はよかったなぁと思っているのだろう
そのフィルターはときに
実態としては、良かった分もあるけど
どこかで、あのときもいやだったなとか
まいったなということもあるのだと
思うのだが
いろいろ記憶というは
あいまいだったりする
でも、やはり「忘れる」ということが
あるから
人間、なんとか生きてるのだと
やはり思ったりする