ひと手間かけて

食べてもらう人に喜んでもらいたくて
作る料理、作るときに心がけるのは
手間を惜しまず、おいしくするという感じかな


実際は、時間ももちろん限られているので
「ほんのひと手間」を惜しまないようにという
ことかな

豚肉と野菜のいためものを作るのに
すこしこくを出したいと思ったら
炒めるまえに、豚肉には、にんにくとしょうゆをまぶしておく


なすのやきびたしをつくるのに
なすに焼くまえに、切れ目をいれておく
こうすることで、食感がとってもやさしく
食べやすくなる


こんなひと手間でも、食べる側にはずいぶんちがうもの


忙しいから、素人料理だから
どうせたいしたものはできない
そんな発想はしないようにしよう
「どうせ」とか「いまさら」
とか「しょうがない」とか
後ろ向きの言葉は、できるだけやめましょう


ひと手間かけて、料理をおいしくするという
工夫、知恵を働かせる喜び、忘れないようにしたい
工夫や知恵を働かせることで
「ああ、とってもおいしくなった」
「手作りって、いいなぁ」
「作った人の心遣いがうれしい」
とかね

なにか伝わる感じがするのです
料理って、人と人のふれあいです
すべて手作りとか、有機栽培のものしか使わないとか
あまりかたくなになるのも考え物ですが
ひと手間、ひと工夫して
満足したいなと感じます