ちょっとずつ

だいぶまえになるけど
知り合いから、ストレスは、いっきにすっきりなんて
なくならない、ちょっとずつちょっとずつ
バランスとりながら、減らすんだよという
話を聞いた


生きていれば、ストレスがたまってくるというか
でてくるのが人間らしい
一方で、ある程度ストレスがあったほうがいいという
声も聴く
ちょっとずつ、バランスをとりながら、なにかするって
大事だ
人間の性格とか、生きる姿勢みたいなものを思うときに
生まれてからすぐの1歳までとかの時間がとっても
大事だと、読んだ、そしてそう感じることが多い


生まれたばかりの赤ん坊が、たとえばおしめのことでもいい
おなかがすいたということでもいい、泣いて訴える
その訴えに対して、しっかりこたえてやって、手当てを
すぐすることが多いことは、とっても大事だという
そうした経験を重ねることで、生きる姿勢に影響する
つまり、他人は訴えればなにかしてくれるのでは?という
思いが、その心に沁みつくのだという。もちろん
逆もそうだ


そうして、生きるということを重ねてきた人間
なにかがストレスになったり、なにかたとえば
意欲とか、エネルギーとか足らないとなったら
ちょっとずつ、ストレスを感じてることを、減らすように
したり、意欲や、エネルギーの自分のなかの容量、うつわを
大きくしていくことをする
それが大事なんじゃないか


きれいなもの、美しいものを、ああいいなと感じる心
コミックの「美味しんぼ」のなかで
主人公の山岡士郎は、生まれ育ったなかで
食器に父親が気を配って、美意識を育てたという
話がでてくるけど、毎日使うものにそうした
気持ちをこめることなんて、とっても大事なんだと
だんだん気づく
一回の食事にしても、大事にしよう、いい時間を過ごそうという
生き方は、素敵。


ちょっとずつでいい、前向きな生き方につながることを
していたい、そうしていますか?