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日経平均株価は、昨日5日ぶりに反発
ご存知のかたは多いでしょうが、1988年だったかと
思う
日経平均株価は、\39,000に迫るという数字だった


経済指標というのが、慣れてない人には
なじみにくいと聴く
ここに「慣れてない」と書いた
まさに、指標は数字に慣れるためにあるといっていいのではないか


日経平均株価は「ダウ式平均」によって算出する指数です。基本的には225銘柄の株価の平均値ですが、分母(除数)の修正などで株式分割や銘柄入れ替えなど市況変動以外の要因を除去して指数値の連続性を保っています。
 指数算出の対象となる225銘柄は東京証券取引所第1部上場銘柄から流動性・業種セクターのバランスを考慮して選択しており、株式市場の動向を敏感に伝えます。」


以上は日本経済新聞社日経平均のwebサイトからコピーした
要は日本を代表する225社の株価の平均値
そのことを、指標として取り扱う
指標は、見慣れることに意味がある
話をするうえで、株価はどうかという話になったときに
個別の株価について話をするのでは、どうもやりにくいときがある
そうしたとき、「指標」という考え方が役に立つ


値段が変動するものについて、指標というものを
考えておくことはいろんな意味で便利だからだ
たとえば、マグロなら、築地市場の天然ミナミマグロの価格が
指標として用いられたりする
経済の動きがどうかというときに
株価はリアルタイムで、経済の状況を知る手がかりに
なるのだけど、その際、自分が気になる銘柄をできれば
3つ以上と、日経平均株価を見るようにすると
役に立つと思う


日経の記事にでてくるのは、例えば輸出関連の銘柄の株価がどうか
自分の仕事に直接かかわるITの会社はどうか、私の場合は、経済の
先行指標となりうると思ってる工作機械の業界はどうかと
目を配ったりする


経済のこと、当然数字がついてまわるのだけど
まず話に加わろうというとき、いくつか数字の感じが
わかると、面白みもますというもの
そのときに、日経平均の正確な意味を知るとかより
どういう経緯でどんな変化かというのを覚えていたほうがいい
これは、例えば車のクラッチにつうて、そのしくみを
正確に知るより、実際いじって、どんなはたらき、くせが
あるのかわかってるほうが重要と同じことだ