プログラミングが楽しい

昨日、ひとりの社員と話していて
「久々にプログラミングが楽しい」というひとことを聞いた


いまは、いろんな意味でプログラムしていて、考えるという部分が
減ってるのかもしれない
Webの世界で、Javaを中心とした環境でも、Microsoft VisualStudioにしても
フレームワークに近いものを使う。さらに業務系アプリケーションを
作るというときは、リレーショナルデータベースがあるのは
もう「前提」ということといっていい


フレームワークなし、RDBなしでの、プログラミングを経験してないという
技術者は、おそらくここ10年以内の経験の技術者では大変少ないのでは
ないだろうか
冒頭に書いた技術者は、業務アプリケーションでありながら、RDBを使わず
どうやって、よくある環境ならRDBが整えてくれる、インターフェースを
作るかなど、定義していくということが、新鮮で勉強になるという


システムの話を、こうして文章で説明していると大変「ずれ」とか「もれ」が
おこりやすい。RDBを使ってないという局面を説明するのも
なかなか、である
極端なたとえ話でいえば、カーナビありで車を運転するのと
なしで運転するという感じかもしれない


車の世界でいえば、高速道路が整備されて、カーナビも進化してる
いつか、富山県までいくときに、現地にはいるまで地図は開かなかった
(筆者はまだ、カーナビを車にのせてない。)
もちろん、カーナビがあれば、地図などはひらかないわけだ
いろいろ話を聞いていると、カーナビに頼りすぎるのもどうかなと
思うときはある。実際の地形だとか、地域の様子だとか
その町の特徴を見落とすことになりそうと思う
単純に車をその場所に移動させるためだけの道具に思えば、当然
使えることは認める


こんなふうに比較して(ずいぶんあらっぽいのだが)、RDBありの
フレームワークありのプログラミングは「楽しくない」というのは
ある意味、健全な技術者の感想ではないかと感じる
車の運転、カーナビに従い、高速道路を運転するのでは
楽しさって、半減するのではないか?
いろんな状況判断が多い場面で運転するから、楽しいのでは
ないか
路面や、対向車、街の状態、自分の行先、見えてくる景色を楽しみ
車の状態を感じて走る


いろいろ書いていて、人によっては、そもそも車に乗らない旅のほうが
楽しいとかいう世界もあるのかもしれない
システムを考えるときに、そもそも、というHOWでなくWHYを
考えられるということが大事という、視点にいくこともある


話はもどって、プルグラムが楽しい
こうした自分の感じたことを、しっかり覚えていてほしいと
思う。その仕事でなにを感じて、自分がどうしたいと思ったか
そうした感覚をもって、またわが社の一員として存在感を
発揮してほしい