人は、強烈に覚えてるというか
忘れられないことに
出会うことがある
それは、人との出会いとか
自分が犯した罪
恋
どんなに時間をかけようが、自分が身を削るように
準備しても、届かないと思えた夢
これが最後と、自覚するとき、貴重に思えて
きて、こだわることがある
たとえば、学校で卒業を意識して
友ともうこれ以上会えないと感じたり
もちろん
大切な人が、虹のかなたへ旅立ってしまう
その直前とか
ところが、日々同じように大切な場面は
訪れているのだと、あとになって思ったりする
ずっと忘れないような
記憶がふえていくのは
人生の喜びといっていいと思う
そしてできれば、人に話したとき
相手の人の心が和むような記憶が増えて
いくのがなんといっても、素晴らしい
人間だから、場合によって
話したくないような記憶を抱えるのだろうが
それも人生だろう