高齢化

天皇陛下、即位20年に際した
皇后陛下の発言
「高齢化が常に『問題』としてのみ取り扱われることは
少し残念に思います」

本日の日経新聞、「春秋」より


このことは、しっかり覚えていて、社会が問題としてのみ
扱っているなら、「本来はそうではない」という意識をもって
考えなければならないだろう


そして、問題でなく、高齢者を敬い、また寿ぐ(ことはぐ)ということが
できる社会、人々の意識でいられるということの
素晴らしさを思いたい


いまは70代でも80代でも活躍されるかたは多い
一方で、病気とか家族のいろいろな悩みをかかえて
苦しい思いをしているかたもいるだろう
まず、意識として年配のいわば、人生の先輩方を
尊敬する存在として思うことをしようと感じる


先日もこのブログで、生産年齢人口は1995年からすでに
減り続けているという記事を引き合いに話を書いたが
一面でばかりみてはいけないだろう
少なくとも20年、30年まえよりも
ずっと元気な70代以上の人がたくさんいるということもある


そして、ひとりでも多く、いろんな意味で元気でいられる先輩方が
増えるということはとても、うれしいし実際社会を
明るくしていくと感じる


皇后陛下の発言
しっかり覚えておきたいと思います