ステップアップ

大学を卒業して、銀行に入社して
支店の外回り、個人顧客相手の営業の
仕事についた


お客様の退職金を預けてもらうなど、大変
やりがいのある、思い出深い仕事だ
人生の大先輩の自分の親ほどの年齢のかたの
何十年という時間、会社に勤めたその結果としての
退職金を預けてもらう
何度も何度もお願いにいった
ときに夜にお邪魔したこともあった
達成感があった


ところが、同じ立場でやってる先輩は、3倍もやってる
うわっと思った
自分でも自信のあった営業について、きわめてわかりやすい
明確な形で能力の差というのを見せられた
プロとして、20年とかキャリアをつんでる人の
すごさを感じた


そしてそのことをよく覚えていて
少しずつでも、営業、また営業だけでなくいろいろな
「仕事」ということ、自分の能力を高めようと
ずっと真剣に思い続けている


社員のみんなもそういうことをしてほしい
つまり、いつもいまの自分の能力はどんなかということを
意識して、若い人なら日々、自分がどんなふうに
ステップアップできたかを意識して、覚えていてほしい

プログラミングするなら、そのための仕様の理解は
いまどのくらいのスピードと深さができているのか
言語の扱いはどうか
テストするにあたって、自分の集中度と、その品質は
どのくらいか
できれば、自分で表現してほしいと思う


そうすることが、自分の成長をうながし
自分の仕事に「誇り」が持てるようになる大事な
ポイントだと思う

2010/3/5 本日の朝会での話でした