竜馬の魅力

今年のNHK大河ドラマは「龍馬伝」で
坂本龍馬のことが、結構あちら、こちらでおおはやり
坂本龍馬といえば、私も含め、司馬遼太郎の「竜馬が行く」で
ファンになったという人がたくさんいる
もちろん、いまの大河ドラマにしても司馬のものにしても
「小説」なのだから、フィクションの部分もある


龍馬の魅力は、「このままでは、日本は外国に飲み込まれる」
こうしたことを、己の人生すべてをかけてくいとめ
日本に希望を持たせることに費やした
その生き方がすごい、すばらしいということかなと思う


「黒船」来るという事態に
幕府を含め、日本人が大騒ぎになってるときに
「攘夷」というエネルギーに満ちたお祭りといってもいい
活動に、疑問をもって
この危機感をどうしたら、建設的な国づくりにもっていけるのか
ということを命がけで取り組んだ
このことが、「生きる」ってことが、そのままドラマだと
思わせるような龍馬の人生になっていく


「日本をいまいちど、洗濯せん」といったという
その、気持ちを動かしたひとつは
アメリカでは、大統領が下女の生活がなりたつことを
一生懸命考える、幕府がそうしたことを気にしたことがあるか
まったくないだろう。このことからも、もう世の中を変えなければならない
そうした、視点があるということは、すごいなと思う


いまの世の中は、基本的には自由だ
みんながチャレンジできる、世の中のはずだ
でも、なにか「閉塞感」を感じるのは何だろう
世界は変わらず、戦争があり、自分のまたは自国の
都合だけで、エネルギーを、環境を都合のいいように
使おうとする、いわばエゴイズムはまかりとおり
いまだ、「民主主義」というのは、ただのお題目かと
思うようなことがあって・・・


龍馬の生き方がすばらしいと感じるなら
感じたまま、人生をかけていい、目標をみつけようじゃないか
ずっと、さがしてさがして、さがしてみるのも
人生なのじゃないか・・・