花を愛でる

草木も花も、育てるときに声をかけると
育ち方が違うって、知ってますか
もう10年もまえだろうか、確か「聖なる予言」という
小説にそんなひとこまがでてきて、「えっ」って思っていた
そのことを、農家の出身だという年配のかたに話す機会が
あって、「それはあたりまえだ」という話を聞いた


これももう、7,8年前だが那須塩原の温泉にでかけたときに
朝散歩にでて、宿の近くの妙雲寺というお寺の裏山といっていい
気持ちのいい大きな木があるところを歩いていて
フィトンチッド」ということを知った
たまたま、そこにフィトンチッドの説明が書いてあったのだが
木は自らいい成分を分泌しているという。それが
森林浴などでわかるように人間にもいい影響があるのだという
説明


植物に声をかけることは、人間のほうから、「いい気」「いいエネルギー」を
植物に向かって発することにほかならない
すべていきものって、ただ、食べ物とかあればいいというものでは
ないのでしょう
より、たくましく、育ってほしいように育つには、まわりからいろんな
エネルギーをもらうことが大事なんです


人間は、育つのにいろんなエネルギーが必要だと思う
どんどん、育つこと、そう「大人になってから」自分の生き方を
より安定したというか、大きく育てるには、それこそ
エネルギーが必要です
そしてそのエネルギーは、もちろん基本は自分かもしれないですが
燃やし続けるには、やはり風を送ってくれる家族や仲間という
別の人間の存在が大きいと思うこのごろです


何度も確認して、こうして生きていくことがどんな意味をもって
続けていくことがどんなことに影響するのかということを
十分認識して、そしてたまには、いいえできればちょくちょく
それでいいんだ、そうすることがとても僕らも望んでいると
いっしょに、仲のいい人が掛け声をかけてくれることが
とても大事だと思うのです