2ヶ月くらいまえだろうか
取引先との話
「いま仕事がなかなかとれない。とくに2,3年目くらいの
まだ経験が少ない社員にやってもらうような仕事、プロジェクトが
ない。まだ景気がいいときだったら、先輩といっしょに
プロジェクトにはいりこんで、仕事を覚えることができた
でも、この2年とか、景気も悪くなり、社内で待機なんてことが
どんどん、起こる。こうしたことが、何年かなんて続いたら
底辺ががたがたになってIT業界そのものがおかしくなる」
なるほどと思ってそのことを社員に話した
その社員が力をこめていった
「IT業界で若い人を育てられない。そうだとしたら、日本の若者は
どこで育てばいいんですか?IT業界がだめになることは日本がだめに
なることじゃないですか?」
IT業界には夢や希望がある。そう思って若い人がはいってきて
くれる。そうしたことが途切れてしまうとなると、ほんとうに
どうなってしまうのだろうと思う。
いいえ、ITが夢であり希望であり続けることを、絶対しなくては
ならないと思う
ベンダー、ユーザ、官庁ともに、日本のIT業界が発展するように
今日から、行動していくべきなんだ
実際のところ、グローバルな競争とかいって、いまほど
苦しい競争をしいられる、ビジネスの時代はないのではないか
だったら、ベテランが若い人を育て、若いエネルギーがまた業界を
活性化させる、チームワークという日本のよさを最大限活かした
仕事をどんどんしなければ、日本はほんとうに、世界から
おいてけぼりにされてしまうのでしょう
ITが夢であり希望であること
一企業の叫びで終わらせない
声をあげよう。必ず業界を発展させていこうと