日本人であること

混乱のなかから
日本人であることの誇りをしっかり思い出そう
まえにこのブログにも書いたのだけど
たとえば、百人一首
短歌という世界で、選び抜かれた百首を、カルタに
して、味わい続ける


http://d.hatena.ne.jp/tetsuya556/20080107/1199631600


たとえば、風景、自然をきりとって、歌う
心情を歌う
もちろん、愛する人にささげる歌
季節を愛でる歌
万葉集は青春の歌集と教わったことがある


この百人一首ひとつをとっても、素晴らしい文化をもつ
人々だということがわかる
そして、古典として、味わい続けたという洗練された感覚を
もってるのだ


いまは、たとえば通信技術もあり、情報はあふれて
ある意味、情報にふりまわされてるといってもいい
天変地異は、たとえば万葉集のころから数えれば
何十回もあるでしょう、そしてそのほとんどは
いまほど、瞬時に映像を伝えることもできなければ
もちろん、冷凍冷蔵技術、そして物流の技術もない
なかで、歯を食いしばって知恵をしぼり
生き続けてきた
生き残ってきたのだ


そういう厳しい中でも、古典を大事に残してきた
楽しんできた。そう思うとなんて、素敵な生き方を
してきた、民族なのかと、気持ちがひきしまる
そして、ため息がでる


目の前の惨事を、しっかりうけとめなくてはならない
でも、長期的な目をもって、我々自身を信じて
必要以上に騒々しくして、必要以上になにか過剰反応とも
いえるような、停滞とかエゴイスティックな行動は
なんとしても、やめたいではないか


我々は誇り高い、洗練された素晴らしい生き方を知ってる
もっと自分たちを信じていい