唐招提寺

東山魁夷という画家が
唐招提寺の御影堂の襖絵を書いた
その東山魁夷は、唐招提寺の魅力を文章に
してる
寺にはいるまでの、道がいい
見えてくる、森が寺のなかを想像させて
くれていいと続く


一番行く回数が多いのが鎌倉の寺
なかでも、妙本寺は好きだ
谷の奥へ、だんだん静かになる路を進んでいく
坂になり、家から雑木林へ、見えるものがかわり
山門をくぐると、本堂の大きさが、目に飛び込んでくる
その圧倒されるような、本堂の迫力を
感じたくて、何度も妙本寺にはいった


唐招提寺の南大門をこえると、金堂の大きさ、美しさに
しばしたたずむほどだと紹介してる
その比較がしてみたい


鑑真という1200年前、中国、唐の国から日本へ
仏教の教えを伝えるために、12年という年月をかけて
やってきた、高僧
その意志、信念だろうか
そのことを思って、唐招提寺にいると身が引き締まると
東山はいう


このまえ、伊豆で運慶の素晴らしさを
少し感じることができた
阿弥陀如来にこめた、思いは本当は知らない
だけど、そのまなざしから、感じるべきもの
生きるときの灯といっていい、思いをうけとる
ことができた


鑑真の
東山の
思いをうけとることができるだろうか?